2006.01.26 (Thu)
夫にガソリンをかけて焼き殺した妻
ミズーリ州のガリーナで起きたちょっと痛ましい事件。夫にガソリンをかけて火をつけ、殺害した妻が懲役25年の刑をいいわたされました。
妻の名はバーバラ・アン・バニング(60歳)で、リクライナーにもたれかかっていた膝の手術を終えたばかりの夫にガソリンをかけ、ストーブにかざした新聞紙の切れ端を放って火をつけたそうです。
火は隣人によって消されましたが、夫のフレッド・ボーナスさんは数時間後に亡くなりました。
「あの人が死んだって誰も悲しみはしないわ」 と述べた妻は、第二級殺人と第一級放火の罪を認めました。 またバニングさんの公選弁護人は、夫婦生活における長年の精神的肉体的屈辱が限界まで達したのだと彼女を弁護しましたが、夫側の親戚はそれを否定したそうです。
「たとえ過去に二人がどのような関係にあったにしろ、被告が夫を殺害しようと思い詰めるまでに至った証拠はない」。 検察側はそう述べました。
DVとまではいかないにしても、夫の罵倒や虐待によって自信を失っていった妻の負の思惑が、ある日臨界点に到達する。 そんな構図が見えてきそうな事件ですね。 自分の未来を失ってまでもすべてを灰燼に。 それが60歳を過ぎた人生の結論では、あまりに哀しすぎて。
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