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2006.01.08 (Sun)

人間の皮でつくられた本

click!アメリカのブラウン大学にはちょっと変わった解剖学の本が置いてあります。 見た目は日に焼けた金味がかった茶色の革で縫製され、他の本とこれといったちがいは見いだせないのですが、この本、実は人間の皮で覆われているんです。

名門といわれる数多くの図書館――ハーバード大学もそのなかの一つですが――では、こうした人間の皮をあてた書籍を何冊か蔵しています。 今日では人間の皮で背表紙を作られた本なんてとゾッとしますが、研究家によれば、一世紀以上前の当時ではそれほど珍しいことでもなかったそうなのです。

1800年代の終わり頃の「セントルイス・ポストディスパッチ」の記事によると、人間の皮を使うことは暗黙裏に一般的だったことが記されています。
当時の図書館はほとんどが個人の所有でした。 なかには医者もいました。 医者が好んで人間の皮膚を用いたのは、人間の皮が耐久性と防水性に優れていたことを知っていたこと、身元不明の死体や手術などで不要になった人間の体のパーツを手に入れやすかったからといいます。
また、愛書家のなかでも富裕な人たちは、処刑された人間の死骸、医学学校で解剖に使用した死骸、貧しい家から買い取った死骸の皮膚を用いることができました。

ブラウン大学の図書館には現在三冊の人間の皮膚をつかった本が置いてあるそうです。
一冊は解剖学のテキスト、もう二冊は中世の道徳本「The Dance of Death(死の舞踏)」の二つの版です。
「The Dance of Death」のうち一冊は、カバーを縫製するのに充分な人間の皮が得られず、背と表紙がそれぞれ別の皮をつなぎ合わせて作られているそうです。 表面はわずかに凹凸があり、手触りはスウェードのような感触だといいます。
またもう一冊の版の方は、金の象嵌があしらわれているのですが、こちらは顕微鏡でみると毛穴があることがわかるそうです。

「人間の皮膚でできた本、たしかに現代社会では相容れないものだが、学問的な意義においても図書館はこれらを細心の注意をはらって蔵すべきである。 世間の好奇心に晒されないように」。
ペンシルバニア大学の生命倫理学センターのポール・ウォルピはこう述べています。

あ。 ウチが好奇心で晒しているか。

テーマ : 海外こぼれ話 - ジャンル : ニュース

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