2013.03.28 (Thu)
今週のFEMEN

先週、FEMENの活動家、チュニジア在住のアミーナ・タイラー(19)が、Facebookに「わたしの体はわたしのもの」と胸にアラビア語で書いたトップレスの画像を掲載したことが、同国で大きな論議を呼び起こしました。
同国のメディアによれば、彼女の犯した罪は最高で懲役2年が科せられるということですが、それよりもこのところ外国人観光客に対する嫌がらせでも問題になっている過激なサラフィー主義者(初期イスラーム(サラフ)に回帰せよと主張する厳格なスンナ派)が、彼女の行為に激怒。石打ち刑に処すべき、そうでなければ彼女を隔離すべきだと言っているのです。
チュニジアの新聞、Assabah Newsは、今回の事件に関して、サラフィー主義者で「美徳の推奨および悪徳の防止委員会(Commission for the Promotion of Virtue and Prevention of Vice)」の委員長、アデル・アルミの発言を載せています。
「神の法に照らせば、80回から100回の鞭打ちというところだが、彼女の行ったことはそれで償われるほど生やさしいものではない。石打ち刑に処せられるべきだし、重篤な疫病にかかっているのなら隔離されるべきである」。

一時はFEMENのFacebookアカウントもハッキングされ、アミーナとは連絡がつかない状況になっていましたが、パリ在住のFEMENのリーダー、インナ・シェフチェンコによると、彼女は現在、両親によってチュニスにある精神病院に入院させられているといいます。
先月、スウェーデン在住のイラン人女性を率い、ヒジャブの着用反対を訴えたインナ以下FEMENは、今回の件に関して世界中の女性に連帯を呼びかけています。
アミーナ救済の嘆願はもちろんのこと、4月4日を「トップレスジハード(聖戦)の日」と宣言、世界各国の女性が胸に「My Body Against Islamism」と書いてトップレスでチュニジア大使館前で抗議するよう求め、またその画像をFEMENのFacebookに送るなり自らのSNSに貼るなりしてほしいのだそうです。
Tags : Politics |
精神病院に入れるとは、両親は娘を守ったね。
捕まったら石打ちの刑だからね。
肝が据わっているというか、親としては精神病にでも
なってくれたほうが助かるって所じゃないでしょうか。
親だって、世間様からの風当たりは強いだろうし、
娘を精神病扱いでもしなければ生きた心地しないでしょうね。
何かをアピールするのに「先ず裸に!」
というのを行っているんだから、精神病院を訪れても問題ないと・・・
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精神病院はないだろう