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2005.11.22 (Tue)

首を切られて18ヶ月生きた鶏

click!今日は、あちら版Wikipediaネタから。
「Mike the Headless Chicken」のご紹介。


マイクと名付けられた雄鳥は頭を刈られてから18ヶ月も生きていました。
「Mike, Mike - where's your head? Even without it you're not dead!(マイク、マイク、おまえの頭はどこ行った? なくたって別に構わないだろうけどさ)」という子供たちの囃し歌にうたわれているのがこのマイクです。

○不幸なできごと
1945年9月10日、コロラド州フルータの農夫ロイド・オルソンは、義理の母親が夕餉の支度をはじめ、妻が目配せをしたのを合図に裏庭に向かいました。 母親は鶏料理が得意で、その鶏をしめるのはオルソンの役目だったのです。
後にマイクと呼ばれる五ヶ月半の雄鳥を捕まえたオルソンは、手斧でその首を撥ねます。
小気味いい音を立てて転がる首。 だがどうしたことか、首を撥ねられた雄鳥はもがいて立ち上がるとそのまま庭を横切り、鶏小屋の方角に向かって走っていってしまいました。
ここでちょっと注釈を入れると、鶏は首を落としても、ものによっては十メートルくらい平気で走りまわるそうです。 したがってオルソンは雄鳥が走っていったのを見てもさして驚かなかったでしょうね。 いずれにしてもこの晩、雄鳥が卓にのぼることはありませんでした。

明けて次の日の朝、オルソンは鶏小屋で撥ねられた首を羽根の下にくるみ、うたた寝している雄鳥を見つけて目を見張りました。 最初はまさか生きているとは思わなかったでしょうから、鶏がない首をもたげて毛繕いする様子や物音に反応するさまを見て腰を抜かしたかもしれません。
雄鳥が未だ命長らえているばかりか、首がないという不自由だけで他の鶏と変わらぬ仕草をおこなう姿にうたれたのか、オルソンはこの鶏を生かし続ける決心をします。
餌はトウモロコシをよくすり潰したものと水を混ぜ、点眼器を使って食道に垂らしました。 雄鳥はたまに喉を詰まらせて暴れることもありましたが、そんな時には捕まえてスポイトで水を押し込めばなんとかなりました。 また雄鳥は首がないにも関わらず、止まり木にとまり、朝は時を告げたのです。 ただし声は出ません。 喉をごぼごぼと鳴らすだけでした。
また雄鳥は他の鶏と同じように成長もしました。 首を撥ねられた時に2.5ポンドだった体重は最後には8ポンドまで大きくなったのです。

○マイクには世間の声は届きません
いつしかマイクと名付けられた首なし雄鳥の噂は広まり、双頭の牛などの畸形動物たちと一緒に見世物小屋で晒される生活がはじまりました。 マイクの写真は何十という雑誌や新聞に掲載され、人々をあっと驚かせました。 しかしながらマイクの付き人となったオルソンのもとには動物愛護協会などから連日のように抗議が寄せられます。
人々はマイクを見るのに25セントの料金を払い、絶頂期には月に4,500ドルも稼ぎ出していました。 塩漬けにされたマイクの首は傍らに飾られましたが、それはマイクの首ではありませんでした。 マイクの首は猫に食べられてしまって既にこの世には存在してなかったからです。
ともあれ、こうしてマイクが暮らしている間、痛みを感じていたかというと、これがそうでもないようです。 後の研究によれば、マイクは首がないだけで極めて健康体であり、傷からの痛みはほとんどなかったことが報告されています。

○マイクの死
そんなマイクにも命火の尽きるときがやって来ました。
1947年3月のことです。 見世物小屋の興業からいっとき羽を休めるために家に向かっていた先のアリゾナ州フェニックスのモーテル。 マイクは喉を詰まらせました。 オルソンは興業先にスポイトを忘れてきてしまったためにマイクを救うことはできませんでした。
オルソンは後に否定していますが、マイクには2年先の予定まで組まれていて、もう生きるのは充分だったのかもしれません。

死後の解剖で、マイクは斧がそれたために頸動脈から一気に血が噴き出すことがなく、切断面で血液が凝固し血管を塞いだこと。 また脳幹と片方の耳が無傷で胴体内に残ったことが死に至らなかった理由だったことがわかりました。 生命維持のための反射運動などは、鶏の場合ほとんど脳幹で処理されるのでこういう奇跡的なことが起こったようです。

○マイクズ・フェスティバル
毎年5月の第三週末、フルータではマイクを偲んでフェスティバルが開かれます。 こちらはビンゴゲームやマイクに因んだグッズを販売したりと町では大きな祭典になっているようです。



関連サイト :
Mike's website
Mike's fan club
BSLIANG's Assumption on Mike (マイクの生に対する推論―中国 : おすすめ)

テーマ : 海外こぼれ話 - ジャンル : ニュース

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