2005.11.20 (Sun)
猫を捨てた罰に同じ寂しさを味わえ
捨てられるってどういうことだか思い知るがいいわとの子猫たちの声が聞こえてきそう。オハイオ州ペインズビル市の裁判所は、メトロパークで十匹以上の子猫を捨てたミッシェル・マレーさん(25歳)に対して、捨てられた子猫たちと同じ境遇を体験させるという判決を下しました。
刑を宣告したのは、警官をブタ呼ばわりした被告にブタ小屋で過ごさせるなど風変わりな判決を下すことで有名なマイケル・チコネッティ裁判官。
法廷でマレーさんの陳述を聞いているうちに腹を立てたのか、チコネッティ裁判官は、「暗闇のなかでコヨーテの鳴き声を聞くがいい。 アライグマの姿におののくがいい」といたくお冠。
刑は、感謝祭(11月24日)の前夜、彼女が猫を捨てたメトロパークに留め置かれ、水以外には食事も暖をとることも許されず、明け方まで湖のほとりで過ごすというもの。
最初彼女には90日の懲役が言いわたされたのですが、これはこの刑を受けることを前提として、15日の禁錮と60日の自宅軟禁に短縮されたとのことです。 くわえて罰金は、動物愛護協会に3,200ドル、メトロパークの警備員に500ドルの支払いも命じられました。
裁判の冒頭でマレーさんはこう述べたそうです。
「本当にすみません。 気が動転していたんです。 もちろん最初は動物愛護協会に持ち込もうと思ったんです。 でも猫たちが暴れて檻はひっくり返っちゃうし、もう家の中がしっちゃかめっちゃかで、私もパニクってたし」
で、これに対してチコネッティ裁判官。
「たしかに人は気がそぞろになれば罪も犯そう。 ドラッグをやれば暴力沙汰も犯そう。 だが、君は悪いことと知ってて一度ならず二度やったね?」
彼女が捨てた子猫のうち15匹は里親が見つかりましたが、12匹はまだもらい手がつきません。 体調が思わしくなく死んだ子猫もいたそう。
「被告には、震えながら死んだ子猫たちの不遇を千分の一でも感じとってほしい」
判決文はこう結ばれていたそうです。
■関連サイト : 目隠しポルノ万引き少年”の刑が執行される(ABC振興会)
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