2009.06.19 (Fri)
林永君。その後の状況

今年2月にお伝えした「貧乏人にはあまりに高い医療費―火傷の跡が潰爛し、脳液が流出している少年」、貴州省遵義市ビ潭県高台鎮陽庄村で、幼いながら凄絶な生き方を遂げた林永君ですが、その後の状況がわかりましたのでお伝えしたいと思います。
まず今回の交渉にいたるきっかけは、mixi「Stairway to HEAVEN」を主宰してくださっている凛さんの提案がきっかけでした。
字義通り、まさに脳を潰爛しながら誰をも恨むことなく、感謝の言葉とともに生き続けた性根のやさしい林永君のおそらくたったひとつの心残り、自分の医療費にあてた莫大な借金をなんとかしてやれないかというのがはじまりだったのです。
まず凜さんが連絡をとったのは、日中友好協会および中国大使館の友好交流部。
しかし大きな部署ほど腰が重く、大使館では政府もしくはそれに準ずる公的機関からの申し入れでない限り、関与できないと丁重に断られ、日中友好協会では、記事の出所が掲示板だという理由で、話自体の信憑性を問われたそうです。
またこの件に関しては、記事に興味をもたれた翻訳家でもいらしゃるmiavさんにもご協力をいただきました。miavさんはご自身のブログ、「ユウガナセイカツガサイコウノフクシウ。」の中で、「林永君の物語。 」以下(下記リンク参照)で、掲示板経由でなんとか彼に対し救いの手を差し伸べようとした医師を含む中国ネットユーザらのやりとりを詳説していらっしゃいます。
ともあれ、林永君の記事は元々の掲載元である搖籃論壇(一時、表示されませんでしたがまた復活しています)以外にも、中国紅十字(赤十字)基金会の運営するサイト、「天使媽媽(天使のお母さん)」でも取り上げられていることを見つけ、記事の確証はとれたものの、その先がいっこうに埒があきません。
ここで凛さんはダメ元で次の手を打ちました。連絡をとられたのは、ご自宅の近くで中国語教室を開いていらっしゃる女性で、話しを伺うとこれまでにも中国の貧困県に友好協会を通して寄付し、学校を建てるなど尽力された方だったようです。
書き込みをアップし、搖籃論壇の最後に連絡先が記されていた貴州省ビ潭県貧困救済課副主任の盛朝梁氏に直接電話でお伺いするということでした。
凛さんが女性を通して伝えたことは、治療には間に合わなかったけれども、林永君とその家族を長年に渡って支え続けた故郷の人々に対して、彼自身が果たせなかった「恩返し」をわれわれにも手伝わせていただけないものだろうかというもの。
それに対して向こうのお返事は最初は「何故日本から?」とにべもなく電話を切られたそうですが、こちらの誠意を丁寧に伝えてもらったところ、現状は残された6万元という借金も、いまではなんとか返済の目処がつき、この件で村の存在がひろく認知され、貧困県といった現在の状況から将来的には改善されることだろうという副主任の見解をいただきました。
向こうでは、ごくローカルな掲示板の一片の書き込みが日本にまで伝わったことにおどろいていらっしゃったようですが、最後には「謝謝」と何度もおっしゃられたということです。
具体的にどれだけの義捐金が集まったかなどというお話はうかがえませんでしたが、少なくとも日本から大勢の方々が彼を案じたということだけは伝わったと思います。
凜さん、また、林永君の最後の状況を的確な訳でお伝えいただいたmiavさん、ありがとうございました。そしてあらためて、当該記事にコメントをお寄せいただいた全ての方々に感謝いたします。
林永君の物語その2。― ユウガナセイカツガサイコウノフクシウ。
林永君の物語その3。― ユウガナセイカツガサイコウノフクシウ。
林永君の物語その4。― ユウガナセイカツガサイコウノフクシウ。
林永君の物語その5。― ユウガナセイカツガサイコウノフクシウ。
林永君の物語その6。― ユウガナセイカツガサイコウノフクシウ。
林永君の物語その7。― ユウガナセイカツガサイコウノフクシウ。
って、そんなハナシじゃなくて、そうですか、水面下というか
知らないところで、そんな裏話があったとはね ・・・。
誠に残念な結果でしたが、一方で借金返済に目処がたってよかったですね。
しかし・・・、両国とも、お役所というところは・・・。
まぁ、アレがナニですから、こんな時のためにボランティア組織
の活躍の場があるのかもしれませんね。
関係者の皆様、お疲れ様でした!
続報、有難うございます!
最初の記事では 余りの事に胸が苦しくて 何も書けなくて。。。
ただ、通り過ぎてしまいました。
そうか。。。
中国の人たちも 皆、頑張ってたんですね。。・゜・(ノД`)・゜・
短い一生ながらもこれだけの人に影響与えたのだから
きっと彼の早死は無駄にはなってないはずだ
よかったね 林永君
ご遺族の借金は、林永君亡き後も中国各地から集まった募金や、政府からの援助で返済されているそうです。
『彼のことを知って、心配してくださった日本の皆さんありがとう。今はもう大丈夫です。皆さんのお気持ちだけ受け取っておきます。ありがとう』とは今回お話しを伺った盛朝梁氏からの言葉です。
今回ご協力頂いた方々、快く通訳を引き受けてくださった中国人の先生、現状を教えてくださった盛朝梁氏に感謝します。
こういう所でも日中の壁を感じなくてはならないとは・・・
でも林永君のご両親にも凄く励みになったことでしょう。
又多方面の問題も良い方向へ発展できるような期待感をもてました。
凛さん、チキータさん、そして活動してくださった皆さん本当にアリガトウございます。
林永君の冥福を祈るとともに、皆さんに感謝します。
ロケットや空母作る金を厚生福利まわしたほうが、
どれだけ国が安定するわからんのかな。
富裕があるから何の役にも立たない巨大オモチャなんか作って遊べる
それを見ぬ振りして同情だけしたってなんにもならない
以前、仕事で農村に行く機会があったが、今時、どんなに貧乏でも継ぎ接ぎの服なんか着てる中国の農民なんかいないって・・・
ニュース事体はお気の毒だが、わざわざ、無用な演出をして同情を買わなくても・・・・
まぁ、裕福に暮らす者たち(お人好し)の同情と憐憫を誘うのは、昔から今も続く中国人の常套手段だが。
それと、この男の子の悲劇とガンダムは何の関係もない。なおかつ、等身大ガンダムは日本のニュースであって、中国で行われてることじゃない。
なぜ、日本人が遠慮しなきゃならないのか?中国で悲劇が起きる度に日本人はやりたいことを我慢しなければならないのか?
中国への無条件の寛容と気遣いは、そうしたい奴だけすればいい。
貧乏人は病院には行けない
そして病院では金のない患者は腐っていても放り出すという非情な国
ありますよ。ただ制度が全土には普及しておらず、また貧乏人には加入する金がないので保険制度を知っても加入は無理、というだけです。都市部で会社勤めする人の間では、加入者はずいぶん増えていると思います。
普及面ではまだまだですが、中国の保険はある意味日本のよりスゴイですよ。労働条件のよい会社で、幹部クラスの人間なんかになると、かなりの額の保険に入ってくれています。日本だと一律3割負担とかですが、中国のは毎月の保険金額によって保険証にゴールドカード・シルバー・普通の・があり、ゴールドだとちょっとした入院程度なら、キャッシュレスで済んでしまいます。保険金額以内なら、登録さえしておけば家族もそのカードが使えます。
中国の保険証の面白い所は、この保険証で町の薬屋で風邪薬なんかも買えてしまうところです。日本のも、市販薬に保険が効けばいいのに・・・・・これはまぁ無理でしょうね。
貧困層ならおかしくないと思う。
こうやってニュースになっているんだから、演出させられてるという場合も。
あるいはそういう図柄のおべべなのかも?パッチワークっつうのもあるし。
まぁ、ああゆうのにかけるお金があまってるんならまだ、そちらに寄付だのの
有効なコトにでも使った方がイイんではないか、というイミなのでは?ロボの事は
他にもいるだろ。
でも、根本的な解決はしてないような気がする
ガンダムだってバンダイは儲かってるかも知れんけど末端アニメーターは超薄給だしね。
他所ばかり叩いてられないよ。
中国の保険証の内容初めてしりました。もう一つ教えてもらえると嬉しいのですが、その保険は国営ですか、民間の保険会社ですか?
国営のなら本当にスゲー。アメリカでも民間保険会社で国民の4割は未加入だってのに。
35254さん、35219さん、このお母さんの様な服着た人はまだまだいっぱいいますよ。というか俺自身が在中した時これに近いかっこうでした。今でも向こうに行けば変身します。
(安物の服の割りに継ぎ接ぎにしなきゃならんほど駄目にはなってない、
同じ中国品でも食品はともかく日本向けの方が品質がいいらしい)
つまり何が言いたいかってえと、別に継ぎ接ぎの服は演出じゃないってこと
Tシャツでも駄目になっても家着にしてるよ、日本でもついこないだまでそれが普通だったよ、
今時実感沸かない奴多いみたいだけど
自分の身の回りの人を養ったり、守ったりするのに、金銭的にも、時間的にも余裕がある人はやれば良いと思う。
中国なら日本のどんなニュースも反日工作に利用するだろうね。
中国の貧困は、中国人自身に責任があるのに
どさくさまぎれに日本人の文化にケチつけるし。
文化大革命みたいなことする人達には理解できないだろうけど。
共感とか吹っ飛ぶわ。
林永くんの記事で、沢山の方が裏で動いてくださったことは嬉しいのですが
なんだか、ちょっと悲しい一文でした。
なにも切らなくても・・・。やはり反日というのがあるのでしょうか。
最終的には理解してくださったようですし、自国の皆さんの協力で
どうにかなったようなので良かったとは思うのですが、戦争によって
他国民を憎んだりする事を実感&理解できない自分としては少し寂しかったです。
彼の純粋で優しい気持ちのあふれる生き方が私にはとても痛かった…。
涙が止まりませんでした。
今でも、心がくじけそうなとき、気持ちが折れてしまいそうなとき、彼の記事を読みます。
そして、また涙します。
「謝謝」と新たな気持ちになります。
林永くん、ありがとう。記事にしてくれたチキータさん、ありがとう。
電話を切られたのは、反日と言うのも否定は出来ませんが、今回は盛朝梁氏の携帯電話に突然電話を掛けましたので、先ずは単に困惑から切ったのだと思います。いくら自分から携帯電話の番号をネットに記載したとは言え、林永君が亡くなってから早5ヶ月。今更になって、突然不審な国際電話の番号から電話が来たら驚きますよね。電波の状況もあまり良くなく、一度目は殆ど会話もままならないまま切られたので…。
miavさんへ。
そしてチキータさんへ。
伝えてくださって、行動してくださって、本当にありがとうございます。
記事を見たときに、もう林永君亡くなっているのだから、外国だから、何にも出来ないなあと、感傷に浸るくらいしか出来なかったのですが、それはただ、私が何もしなかっただけなんだと思い知りました。
林永くんにも、ありがとうね。
教えてくれたチキータさん達には感謝してるよ。
あと中国関連のニュースでは、チベットの人たちも心配だね。
腫瘍なんだかおばさんなんだかどっちだ。みたいなおばさんの記事あったじゃん
あのおばさんにも手術代くらい回してやったらどうか。
あんなんもうクリーチャーの域に達してるよ。まだ生きてんのかな
旦那、おばさんを食わせてるというより、腫瘍食わせてるといった方が早い
別に死ぬわけじゃなく、おそらく一生あのまま腫瘍だけぶくぶくでかくなり
続けるんだろ
あのおばさんの方が悲惨じゃないか、ある意味
つーか旦那か
彼らにとっては現場の厳しい現実と、反日は同列ではないでしょう。
我々にとっては、この一件も反日も、新聞記事の1つめと2つめぐらいの
ものかもしれません。
「なぜ日本から?」は、
「なぜ(募金活動をしていない)日本から(まして今頃)?」
という意味合いでしょうね。
あと、彼らに対して かわいそう と思うことがおこがましいことだという
自分自身の勘違いにも気づいて、今は思いを連ねているところです。
反日教育をほどこした中国政府だよな。
善い行いをした人には神さまの祝福が…というような意味の中国語です。
林永くんに始まった善意の連鎖に与る全ての善意の人々の上に、この言葉が
実現されますように…。
中国の携帯電話の多くは着信を受けるだけで課金されます。それが国際電話だと、あっという間にとんでもない額を負担させられることになるのです。最初に電話を切られたのは、反日とかそういう難しい問題じゃなく、単に国際電話だったからでしょう。おそらく、間違いなく。
国を超えて何かする場合、現地の様子は日本の常識が通じない場合が多々あります。気持ちは大切ですが(凛さんの行動力には敬意を表します)、異国・異文化・異制度との関わりの際には、細心の注意を・・・・・ということですね。
偉そうに失礼いたしました。
意地悪な言い方かもしれないけれど、もし日本人でこういう人がいたら”寄付”したかな?
国内だと、状況が判りすぎてるから、判らない海外の人が、よけいにかわいそうに見えるのでは?
勿論、寄付はいいことですが、もっと国内で苦しんでいる人も助けて欲しいってことです。
日本に林永くんの様な人はいないと思いますよ。
もし、いたら"寄付"が多く集まっていたと思いますし、国が助けるでしょう。
>勿論、寄付はいいことですが、もっと国内で苦しんでいる人も助けて欲しいってことです。
日本と中国の「貧困」・「底辺」の違いを
「林永君の物語その4。― ユウガナセイカツガサイコウノフクシウ。」で。。。
日本人・中国人・○○人、である前に人として生きなければいけないと思いませんか?
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