2008.11.22 (Sat)
アパートからの立ち退きを拒否、チェーンソーで首を切断して自殺した男

―The Sun―
アパートから立ち退きを迫られた男性が、チェーンソーで首を切断して自殺するという痛ましいできごとがありました。
この男性は、英ハンプシャー州サウサンプトン、ビショップストークにある住宅協会(housing association)のアパートに住むデビッド・フィオールさん(50歳)で、今年7月5日、部屋の内鍵がかけられ、応答がないことに不審を抱いた両親の通報から警察が現場を訪れたところ、居間で死んでいるのが発見されました。
フィオールさんは、ブラック&デッカー社製のチェーンソーをスヌーカー(ビリヤードに似たキュー・スポーツ)テーブルの足に紐で固定、スイッチをオンにしたままセロテープを貼り、コンセントをタイマー作動するように設定。その後、段ボール箱を緩衝材として刃の下におき、その横に仰向けに横たわったものと推測されます。タイマーとして使用されたのは、電灯を点けたり消したりするときに使うごく普通のもので、フィオールさんはこのタイマーで15分後に作動するように設定していたことが検死法廷であきらかにされました。
チェーンソーは仰向けになっているフィオールさんの右側にあり、タイマー作動後、まずは段ボール箱を砕き、フィオールさんの首を4分の3ほど切断したところで刃先にTシャツが絡まったらしく、横に逸れていました。
通報をうけて現場に急行したマーク・カーター巡査部長の話によると、居間は壁一面、天上近くまで飛び散った血痕が付着、カーペットには血の染みが大きくひろがり、フィオールさんの首は辛うじて肩につながっているという状態だったということです。また、遺体は死亡2日後に発見されたこともわかりました。
「あんな生々しい現場を見たのは初めてだよ。染みの上でまだチェーンソーが唸っているんだ。さんざん血をはね散らかした後でね」
フィオールさんの住んでいたアパートは1960年代に建てられたもので、ファースト・ウェセックス・ハウジング・グループが再開発用地として住宅協会から買収。今年4月18日にブロックに居住する71世帯にここが取り壊される旨の通知が送られていました。
しかしフィオールさんは、他の世帯すべてが移った後も8年間住んだ1LDKの部屋から立ち退くことを拒否。再三にわたる住宅協会の勧告にも応じず、用意された代替えのアパートには移らずに訴えをおこしていました。この後、6月半ばにはファースト・ウェセックス・ハウジング・グループが強制執行権を獲得。これが自殺の直接の動機となったものと思われるとのことです。
追記 : 読者の方からご教授いただきました。ありがとうございます。
Housing Association(住宅協会)ですが、日本でいう公団とは意味合いが異なり、低所得者や失業者、シングルマザーや生活保護世帯に向けて住宅供給をおこなう民間の非営利組織なのだそうです。
一般的にカウンシルハウスと呼ばれる協会供給の住宅は、持ち家を含めた英国の全住宅の4%。英国は持ち家の割合が70%と比較的に高く、次いで公営賃貸が20%、残りの10%を純民間の賃貸と住宅協会経由で経由で提供されている民間のアパートが分け合っているといった状況のようです。
カウンシルハウスは、ホームレス予備軍に対する受け皿的な存在といわれ、麻薬中毒者や執行猶予中の受刑者にもあてがわれているそうで、一般的には高層アパートを含む集合住宅があてがわれているようです。
フィオールさんの場合は、立ち退きに際して代替えのアパートがいくつか用意されていたようですから、なぜそれを受けずに自殺に至ったのか、本当の理由は不明です。
自殺する人の気持ちはわからないけれどもう少し楽な方法もあったんじゃないかって思うよ・・・;;
なんか首の辺りがぞわぞわしてきた・・・
死ぬまでの間、走馬灯のように記憶を辿った事だろう。
永遠に彼の思いが叶った結果になったが、何だかな・・・。
業者もどうする事も出来なかっただろうし
何だか皆、後味が悪い。
この男性の覚悟はどれ程のものだったのか。
いずれにしても、合掌。
あった現場なのでどうなるんでしょう。
そういう狙いがあって衝撃的な死を選んだんでしょうか。
気の毒なような、理解不能なような・・・
跡地に誰も住みたがらないようにしたかったのかなぁ‥‥
にしても、何で離れるのを嫌がったのでしょうね?
このような自殺を選んだのだからそれには伝えたいメッセージがあるんだろうけど・・・
壮絶だな
…と思ったん。
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これは自殺に見せかけた殺人ではないかな。