2008.10.05 (Sun)

「半張臉――顔面半側萎縮症」の手術をおこなう男性に対する兄嫁の献身ぶりが話題に

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21CN
「半張臉――顔面半側萎縮症」といえば、過去二度ほどとり上げたことがありますが、こちらもその半張臉の男性、楊少飛さんの整容手術がおこなわれました。

手術がおこなわれたのは、北京軍区総病院東院の美容整形センターで、工程は全7回を予定されています。3歳の頃から顔の右半分が萎縮し始めたという楊少飛さんの辛苦のストーリーはもちろんですが、今回は彼の兄嫁、文碧華さん(26歳)の献身ぶりが伝えられているのがポイントでしょうか。

数年来、夫とともに北京で働いて貯めたお金を今回の手術で使い果たし、義理の弟もいれて自分らを「三人兄弟」と呼ぶ文さんを、中国のネットユーザらは「中国最美的嫂子(中国で最も美しい兄嫁)」と称えています。


81005c.jpg楊少飛さんは、四川省南充市儀隴県の新政鎮華豊村にて生まれました。発症は3歳のとき。顔面の右半分がまるで成長を停止したかのように精気が失せ、やがて干し肉のように萎縮、やがては右目も失明にいたります。
両親はもちろん、楊さんのこういった状況に、血眼となって鎮内の診療所、県内の病院、市内の病院とあたりました。しかしどこも、見たこともない病気といって治療にとりかかってはくれませんでした。

小学校、中学と楊さんはこの顔のためにあらゆる苛めをうけます。まずは学校の外でいっしょに遊んでくれる友だちがいません。バスに乗るときには必ず右の窓側の席に座って、ほかの乗客らから見えないようにします。道で人とすれ違えば、そそくさと逃げるように顔を背ける人、呆れた表情でじっと楊さんの顔を見る人と、さまざまでした。

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2003年、高校を卒業して後、兄の誘いで溶接工の仕事を得た楊さんでしたが、ここでも彼の容貌におどろいた安全管理者が、親方に彼を現場に出さないようにと要請します。
これを聞いた兄が、楊さんを庇い、以来兄弟はずっと同じ現場ではたらくようになりました。現在の稼ぎは月2000元。楊さんは立派に自立しているのです。

そんな楊さんが、自分とおなじく顔面の萎縮した女性が治療をうけて回復しつつあるということを知ったのはネットの情報からでした。
先月22日、北京軍区総病院整形科を訪れた楊さんは顔面半側萎縮症と診断されます。全世界でわずかに200例というこの病気の治療費は、医師いわく少なく見積もってもとも50万元。もちろん楊さんにとっては天文学的な数字です。

しかしここで楊さんの兄、少勇さんに嫁いだ文碧華さんが夫婦で稼いだ貯金を、楊さんの手術費用に充てることを提案しました。
現在は、北京のとある化学工場ではたらく文さんは、少勇さんのところに嫁ぐときに親から猛反対をうけた経緯があります。理由は楊さんがいずれ夫婦の足手まといになるというもの。
彼女が結婚してからも、長らく娘夫婦のところには寄りつかなかった文さんの母親は、2002年、彼女に子供が生まれたことでようやく和解しました。

二人の蓄えと楊さん本人の貯金をあわせて4万元。くわえて子育てに仕事、そして毎日仕事先から帰って骨頭を煮込んで湯をつくり、朝には楊さんに届けるという文さんの献身ぶりに、病院側でも手術費用の大半を免除することを申し出ました。
手術はあと6回。文さんは「貧しいのは今だけよ。だんだんとみんなしてよくなればいいわ」と語ります。


「半張臉――進行性顔面半側萎縮症 : Parry-Romberg syndrome」の女性
顔面半側萎縮症の26歳の女性が手術

sick and surgery | comment(17) | TB(0) | EDIT  

Comment

恵まれない境遇だけど、恵まれてる。

こんな「三人兄弟」には是非幸せになって欲しい。
裸族のひと | 7530 | 2008年10月05日 16:27 | URL 【編集する】

感動して、涙がボロボロでてきました。心が洗われるようです。
仲良し三兄弟さんたちに幸あれ!
通りすがり | 7534 | 2008年10月05日 17:39 | URL 【編集する】

早く回復するといいね、
これまでのつらい思いが少しでも癒えるといいね。
裸族のひと | 7535 | 2008年10月05日 17:48 | URL 【編集する】

兄嫁もイイヒトだけど、実兄がステキなひとですねぇ
ヴァル | 7536 | 2008年10月05日 18:39 | URL 【編集する】

彼らのこれからの幸せを祈らずにはいられない
辛い現実から目を背けずに毎日を一生懸命生きている人は美しい
自分も頑張らなければなあ
裸族のひと | 7538 | 2008年10月05日 18:56 | URL 【編集する】

ほんと、世界には不思議な病気が沢山あるなー

この方々には是非とも幸せな人生を送って欲しいな。
戦場の脆い絆 | 7539 | 2008年10月05日 19:56 | URL 【編集する】

自分の夫ならまだしも、その弟にここまで献身的になれるというのはなかなか
できないことだと思います。
ご夫婦はきっととても仲睦まじいんでしょうし、弟さんもいい人なんでしょうね。
手術費の大半が免除されることになって、本当によかったです。
謎のくれくれ星人☆彡 | 7544 | 2008年10月05日 20:15 | URL 【編集する】

>「貧しいのは今だけよ。だんだんとみんなしてよくなればいいわ」
凛凛しいねどうもwwwどこやらのビッチに聞かせてやりたい台詞だが
ネットという巨大なデーターベースから得られる情報が役に立つ事もある
Heavenさんの積み重ねもどこかで参照されてるかもですね
ここは天国 | 7546 | 2008年10月05日 20:23 | URL 【編集する】

宗太郎君を救えでなくて

このような人にも救いの手が入らないのかな?
裸族のひと | 7547 | 2008年10月05日 21:15 | URL 【編集する】

金銭的には貧しくても、辛くても、暖かくも豊かな生活ですね。
この暖かさは、決してお金では買えませんもんね。
馬小屋 | 7565 | 2008年10月06日 00:41 | URL 【編集する】

お兄ちゃん、良い嫁さんもらったなあ。
治療に成功して、兄弟3人が仲良く幸せに暮らせますように。
甘栗 | 7569 | 2008年10月06日 01:13 | URL 【編集する】

いい話ですねぇ^^

こういういいお兄さんだからこそこんな素敵な奥さんに恵まれるんですね

病院側もなかなかGJな対応

弟さんも早くこの病気を治して恩返ししなきゃね^^

とにかくみんながんばれ~~~
銭 | 7582 | 2008年10月06日 07:46 | URL 【編集する】

病気があってもプラスの連鎖で、良い方向に未来が拓けた素晴らしい例ですね。

HEAVENで、『奇病のせいで職も無く〜』というような記事を見ると、つい「あぁ病気だから仕方ないのか」とこちらも諦めの方向に同情してしまいがちですが、やはり何事も諦めてしまっては駄目なんですね。一日も早く、弟さんの病気が治りますよう。
凛 | 7663 | 2008年10月07日 10:37 | URL 【編集する】

いつも濃いニュースで楽しませていただいてますが、こういう心が洗われるようなニュースはホッとしますね。
無事手術が成功するとよいですね。
この兄嫁と兄弟の今後の幸せを願ってやみません。

ゴールデンゴリラ | 7669 | 2008年10月07日 16:32 | URL 【編集する】

しかしこの病気、先天的なものなのか
それとも環境による後天的なものなのか。

もし環境によるものだったら
抜本的な解決をしないかぎり、
このような不幸がまた繰り返されるんじゃないか。

中国共産党はいい加減
国内の環境問題に真剣に取り組んでほしい。
裸族のひと | 7696 | 2008年10月08日 10:36 | URL 【編集する】

分かっていても中々出来ないよ普通

この嫁さんステキ
HASIRO | 7747 | 2008年10月08日 20:31 | URL 【編集する】

こういう写真を直視できない私をいつも反省

秀 | 7786 | 2008年10月09日 17:59 | URL 【編集する】

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