2008.06.17 (Tue)

北京オリンピックに押し寄せる外国人娼婦はつかまらない?

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国際先駆導報
いよいよ間近に迫ってきた北京オリンピックですが、ワールドカップや五輪など、「金鉱」には付きものの世界を股に掛ける売春婦たちが、この4年に一度のお祭りをターゲットとして手ぐすねをひいているようです。

先日、北京五輪組織委員会は、オリンピックの期間中、出入国する外国人に対して「国内滞在中の取り締まりの指針」なるものを明らかにしました。
これは、期間中に中国入りする数百万ともいわれる外国人が、国内で売春もしくは買春行為をおこなった場合、中国の法律を適用し厳重に処罰するといった内容。
2000年のシドニー、2004年のアテネと、ここ最近のオリンピックは多くの娼婦を司る国際売春グループのかっこうの標的となっており、北京もその例外とはならないようで、観光ビザで入国し、荒稼ぎして帰っていく外国人の娼婦たちをどうやって裁くかが問われています。

しかしながら、距離的な問題、またビザを取得し遠路はるばるアジアにやって来て、コスト的に折り合いがつくのかどうか、また取り締まるにしても秘匿性、移動性をともなう短期的な売春行為にはたして公安の捜査が追いつくかどうかは難しいところ。こうした問題に対し、中国人民大学社会学の潘綏銘教授は「国際先駆導報」紙にこう述べます。

「中国と西欧では社会制度も異なり、売春に対する対処のしかたも全くといっていいほどちがいます。たとえば、シドニーやアテネでは、五輪期間中は売春もある意味黙認で警察側は介入しませんでした。また2006年のドイツ、ワールドカップ中のドルトムントでは、区域を限って売春を認め、急造した宿、セックスガレージからは高額な「上がり」をはねるかわりに、業者を保護したという経緯があります。対して中国ではこれまで社会主義国家としての公平さと正義を具現する意味から、売春に対してかなり高圧的に臨んできました」。

つまりは中国の一元的なこれまでのやり方で、押し寄せる娼婦を取り締まるのは、きわめて難しいだろうというもの。たとえば国内の娼婦ならばコンドームを携行しているだけでひっぱることのできた娼婦が、外国人に対しては同じ理由で逮捕することもできず、組織委員会の思惑とは逆に、下手にトラブルになるよりも観光ビザが切れて不法入国で捕まえたいというのが本音なのかもしれません。
こうした「夜のオリンピック」に中国側がどう対処するかも今夏のみどころのひとつとなりそうです。

なお、先のドイツでおこなわれたワールドカップの期間中、入国した娼婦は4万人に上ったともいわれ、また2002年のソルトレークシティーの冬季オリンピックの時には、10日間で25万個のコンドームが消費されたといわれています。もちろん次の冬季五輪、バンクーバー、2012年夏季のロンドンも国際売春グループは今から手だてを練っているといいます。

さて、この記事に対し、掲示板では社会面トップの2万数千という書き込み。
「洋小姐(外国のおねーさん)」に加担してあげたいけどなあ」
「なんだかんだ言って国内の売春グループを保護しようって魂胆じゃないの?」などと並びますが、
「百戦錬磨の外国のおねーさんに、対するはあまりに機能の劣る中国の男性。笑われちゃうかも知れない。…やっぱり来ないほうがいいです」というのも多くの支持をあつめた意見のひとつ。全米ではなく、全中が泣いた?

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