2008.05.06(Tue)
池で溺れている人を目撃、救助する前に海パンを買いに走った男性

―遼瀋晩報―
池で溺れている人を目撃した男性が、飛び込んで助ける前にわざわざ近くのプールの売店に海パンを買いにいき、結果的に溺れた人が溺死するというできごとがありました。
事故がおこったのは4日のお昼頃。この日、気温が20度まで上昇した遼寧省盤錦市の公園で会う約束をした李永志さん(20歳)と、アルバイト仲間の張楽さん(16歳)は、遊泳を楽しもうと公園の池に飛び込みました。
ところが、先に向こう岸に到達した張楽さんに、李さんが手を振って助けを求めます。ほどなく頭が没した李さんを見て、慌ててとって返した張楽さんは潜って辺りを捜しましたが見つかりません。
20分ほどして通報をうけた消防隊が現場に到着。舟をだして捜索を開始しました。
池のまわりには数十人の野次馬が集まっていましたが、ここで海パンを穿いた30歳くらいの男性がとつぜん現れて池に飛び込み、消防隊の捜索に協力を買って出ます。
とまあ、人が溺れているのを見てもなかなか助ける人の現れない中国ではめずらしく美談なのですが、ほかの目撃者の話をあわせると、海パンを穿いた男性は、李さんが溺れたのを目撃、その後500メートル離れた公園のプールに海パンを買いに行っていたことがわかったそうなのです。
プールの売店では、ポケットからありったけ小銭を取りだしてカウンターに叩きつけ、男性が100元の海パンを買っていったことを認めています。
池の深さは深いところで6、7メートルあり、捜索には手間取りましたが、1時40分頃に死体となった李さんを発見。海パンの男性も協力して李さんの遺体を引き揚げ(上画像)ました。男性はこの後すぐに立ち去り、名は名乗らなかったということです。
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