2008.04.23 (Wed)
ボタンの付いた服を着た人には近寄れない――ボタン恐怖症の女性
―The Sun―英ハンプシャー州、ウォーターローヴィルに住む22歳の学生、ジリアン・リンキンズさんは、世界でもあまり例をみない変わった不安障害をもっています。
彼女の恐怖の対象となるのはなんとボタン。このため家族にしても友人にしても彼女といっしょの部屋で着替えをすることができません。
リンキンズさんの「ボタン恐怖症」は、7歳の頃にあきらかになりました。きっかけは学校の制服に付いていたボタン。リンキンズさんはこう言います。
「とにかくボタンが怖くて仕方がなかったの。ひとつならまだしも、幾つか並んでるともうダメ。ボタンに触れることはあたしにとってはゴキブリにさわることと同じなの。小さいときに兄によく苛められたわ。兄ったら、ママのところからボタンの入った箱をもってきて、あたしの前で開けるのね。そのたんびにあたしは悲鳴をあげて自分の部屋に逃げ込んでいたわ」
リンキンズさんは、こうしたボタン恐怖症を級友に隠すために、自分で催眠療法を試みましたが、うまくはいかなかったといいます。「みんな冗談だって思うのよ。あたしはあたしで催眠療法のテープで自己暗示をかけようとしたけどダメだったわ。たとえば子供番組で「ボタン・ムーン(Button Moon―タイトルバックで大きなボタンをお月様に見立てた子供番組 )」ってあるでしょ。あたしとってはホラーと同じなの。きっとわかってもらえないわよね」
リンキンズさんの症状は、「Koumpounophobia」というもの。その名の通り、ボタン恐怖症です。全世界では75,000人もいるというボタンに対しての不安障害を抱えた患者は、一様にジーパンの鋲は大丈夫で、糸を通す穴のあいているボタンが大の苦手、こうしたウエアを身につけている人に近づくことさえ難しいといいます。
英国不安障害協会(The National Phobics Society)では、「こうした幼時から発症した不安障害はちおきとして大人になっても続くことがあり、その場合には意識して障害とうまく付き合うよう心がけることが肝要だ」と話しています。
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