2008.02.25 (Mon)
冷蔵庫で冬眠する75匹のカメ

―Daily Mail―
冷蔵庫の中に生き物がいるとしたら、ヨーグルトなどの発酵食品。それか手入れを怠ると野菜のトレイなどに粉を吹いたように浮き出るカビ。
ところがこちら、シャーリー・ニーリーさんの自宅の冷蔵庫には生命が充ちあふれています。彼女が所有する二つの冷蔵庫の棚を占めるのは、75匹のカメ。そう、カメたちは今の時期、こうして冷蔵庫のなかで冬眠しているのです。
ニーリー夫人が、ジャージー島で夫とともに「リクガメのサンクチュアリ(Jersey's Tortoise Sanctuary)」を管理するようになってから、今年でもう20年目。
カメたちは、ほとんどがロンドンのヒースロー空港で押収、保護されているもので、なかでも温帯産のリクガメは12月から3月までの間、冬眠させる必要があることから、外気温も3度から8度までに保たなければならず、そのためには庫内温度が安定している冷蔵庫が最適なのだそうです。
カメたちは冬眠の前には消化器系を空にするため、三週間絶食。排泄も済ませた後に、ニーリー夫人が重さを量り、きれいに洗って一つずつタオルにくるみ(画像は撮影のためにタオルを外してあります)、冷蔵庫の棚に並べます。冬眠中のカメは一分間に一回呼吸をするため、ニーリーさんは一日に一度冷蔵庫の扉を開けるのが日課。こうして鋭気を養ったカメたちは、来月には起こされ、温室に移される予定だそうです。
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