2007.12.28 (Fri)
クリスタルアイランド――モスクワ近郊に世界最大のビル建設プラン

―Pravda―
モスクワに近い将来、都市の全景を変えてしまうほどの巨大なビルがお目見えするかもしれません。
このビルは「クリスタルアイランド」と名付けられた、敷地面積2700万平方フィート(約251万平方メートル)の大型複合施設で、外観は画像のように尖った中央部から緩やかに螺旋をきって四方にひろがる円錐状。
総床面積は米国防省の約4倍の広さ。高さは1500フィート(約460メートル)で、住居数が900、ホテルが3000室、学生数が500名規模のインターナショナルスクールが入り、スポーツ施設、シネコンなどはもちろん、駐車場においては16,500台収納といいますから、なにもかもが超弩級。もちろん完成すれば世界最大のビルとなります。初案は10日ほど前にモスクワの都市整備局を通過。最短では6年後に竣工するということです。
設計は、これまでに大英博物館やウェンブリースタジアムの改修、フランスのミヨー橋などを設計したイギリスのノーマン・フォスター卿。
イメージとしては、「X-Seed 4000」と似た外観で、円錐の深部まで太陽光が届くようにフレーミング、ガラス製の建物の斜面には太陽電池、風力タービンが設けられ、ビルの運営にはこれからの時代に合わせたクリーンエネルギーが採り入れられるそうです。
立地は、クレムリンなどがある市中心部から約8キロのナガティノ島(Nagatino Peninsula)。しがしながら、ナガティノ島は以前にもF1のサーキットが建設されるという噂がありながら、立ち消えになった経緯がありますし、現在、日建設計などがマスタープラン策定に参加しているモスクワ市中心部の大型複合施設「メトロポーリア」のプロジェクトが進んでいますから、文字通り、大風呂敷を広げたまま計画倒れに終わりそうな気がしないでもありません。
いちばん下の画像は、大成建設によって1990年に構想された800階建て、4000メートルの「X-Seed 4000」。


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