2007.12.19 (Wed)

小中学生ら23名の女子生徒に売春を強要していた教師夫婦に死刑判決

71220d.jpg金黔在線
2006年3月から、小中学生ら23名の女子生徒に売春を強要していたとして、強迫賣淫罪などに問われていた教師夫婦に死刑の一審判決が下りました。

この教師夫婦は貴州省威寧県新發郡の中学教師で、馳垚(夫)とその妻の趙慶梅。
28歳で威寧県新發郡の中学教師、馳垚のもとに嫁いだ趙慶梅は、自らも同地で小学校の代用教師として任じましたが、給料の低さに不満だったのか、構内で間食などを売っては遊興費に充てていたといいます。

そんな趙慶梅が女子生徒らを売春へと引きずりこんだのは、故郷の友人、魏雁琴とのおしゃべりが発端でした。少女売春が流行っているそうよ。結構お金になるらしいわ。こう焚きつけたのは魏雁琴。金になると聞いて趙慶梅は心を動かしました。

2006年3月、趙慶梅と故郷から訪れた魏雁琴は手はじめに、見知った夫の姪の彭という中学生とその友人の楊の二人を趙慶梅の自宅に泊め、翌日、納雍県の旅館に連れていき、二人の男性に紹介します。
男性から4900元という大金をもらった趙慶梅が次なる犯行をかさねるまでに時間はかかりませんでした。しかも夫は中学校の教師です。趙慶梅にとっては夫が宝の山を抱えているようにも映ったのかもしれません。

自分の姪を売春させられた筈の夫、馳垚でしたが、妻に丸め込まれ、そればかりか同僚教師をも犯行に誘います。まずは海龍およびその妻、李輝艷を仲間に引き入れました。
それから数日、夫から四人の女子生徒を紹介された趙慶梅は、今度は李輝艷と謀って女子生徒を六盤水市の旅館に連れていきました。

こうして3月から6月の間に趙慶梅、魏雁琴、李輝艶、新たに仲間に加わった黄敏、徐小艷らは、23名(うち22名は中、小学生、14歳未満がうち6名)の女子生徒に売春を強要、また馳垚らそれぞれの夫らは直接犯行には加わらなかったものの、犯行に積極的に加担したとして同じく強迫賣淫罪の罪に問われました。

事件は省各クラスの領導(幹部)および公安により重要案件とみなされ、事件後、逃亡を謀った趙慶梅は全国にA級指名手配。懸賞金10万元をかけられて、一年後の今年8月10日に逮捕されたものです。
裁判は威寧県の中級人民法院でおこなわれ、主犯格と認定された馳垚と趙慶梅はともに死刑(緩期二年執行)、政治権利剥奪、財産没収が言いわたされました。また最初に仲間に加わった海龍とその妻、李輝艷には懲役11年と13年がそれぞれ言いわたされています。
ほかこの事件で逮捕されたのは、男性客らを斡旋したとされる李龍香以下14名。こちらは無期から一年までの懲役が言いわたされました。なお趙慶梅に犯行を吹き込んだ魏雁琴は現在もまだ逃亡中です。

12月14日午前、判決が下される直前に受けたインタビューで、その表情を強ばらせた趙慶梅は、自らの罪の重さを反省し被害者家族に申し訳ないとのコメントを残していました。

Tags : 中国、台湾の風俗、売春 | 貴州省 |

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