2007.11.30 (Fri)
「怖がり」の夫にホラー映画を見せて「鍛錬」、離婚を告げられた妻
―重慶時報―どんなに熱烈な恋をしたとして、結婚して一年もたつとお互いアラが見えてくるものですが、こちらは夫が思いのほか臆病だったことに気づいた妻。それなら肝っ玉の小さい夫を鍛えようと一念発起。怖い話を聞かせたり、ホラー映画を見せたりとしているうちに、耐えられなくなった夫から離婚を告げられたというお話です。
重慶市沙坪ハ区に住む夫婦、張瑛さんの夫、陳勇さん(33歳)は大の怖がり。そのことに張瑛さんが気づいたのは結婚まもなくのことでした。
いそいそと夕餉の支度をしている最中、とつぜんまな板の上に一匹のゴキブリ。張瑛さんは夫に助けを呼びます。
当然追い払ってくれるものと思ったのも束の間、夫の陳勇さんは張瑛さんの後ろに突っ立ったまま、口もひらかず、ぴくりとも動きません。
「え、この人なんなの?」。疑問に思った張瑛さんが問い質すと、陳勇さんは実は怖がり、それも虫関係は大の苦手なんだと打ち明けました。
「それからわたしは決めたの。この人の肝っ玉の小ささを克服させることがわたしの使命なのだと」。こう語る張瑛さんは、それからというもの週のうち五日、「鍛錬日」をもうけて臆病な夫の訓練に打ちこみはじめます。
怖い話は張瑛さんのネタが尽きるとネットを漁りはじめ、はたまたひろく募集し始め語って聞かせ、レンタルビデオ店でホラー映画を借りてきては、夫に無理矢理見せる毎日。とくに虫関係の映画を中心に、ちうのですからぞわぞわぞわぞわ、妻と並びながら目を上に逸らし、この「鍛錬」をこなす陳勇さんではありました。
こうして過ぎた一ヶ月後、張瑛さんいわく、「今日はこの一ヶ月間、どのくらい成果があったかテストしてあげる」。なにをされるのかビクビクもので翌日仕事が終わって帰宅した陳勇さんが見たものは、ベランダに立つ白衣を着た女の幽霊。もちろん張瑛さんの変装でしたが、陳勇さんはその場で気を失い、しっかりしてよと張瑛さんに起こされたそうです。
鍛錬の効果は半年たっても全くあがりませんでした。もともと職場で同僚に不意に肩を叩かれても飛び上がるという陳勇さんでしたから、ますます鍛錬がエスカレート、小道具を買ってきてはホラー映画のシーンの一部を部屋に再現するまでになった張瑛さんには付いていけなかったのかもしれません。ある日とうとう妻に離婚を申し出ました。
これに対して重慶市婦女児童法律服務センターの法律顧問は、離婚事由にはならないが、夫婦の性格不一致として出すならば、受理するよとの返答。
ただし弁護士は、「まあね、このような場合、夫婦間の仲裁がまず先だね」と述べています。
エイプリルフールに首吊りを装って、夫に三行半を叩きつけられた妻
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