2007.11.22 (Thu)
2008年「ミス地雷コンテスト」

―Foxnews―
戦禍の美人コンテスト。
こちらはこれまでに約8万人あまりが地雷によって負傷したとされるアンゴラで、来年4月まで投票が受け付けられている「2008年度ミス地雷コンテスト(Miss Landmine 2008)」よりの画像です。
このコンテストを提唱したのはノルウェーの舞台監督、モルテン・トラーヴィク(Morten Traavik)氏。コンテストはまだ詳細までは決まっていないそうですが、参加する女性が、いずれも地雷によって欠損した四肢を露わにし、どのような境遇でどのような仕事に就いていたかなどインタビューに応じるという形式は、サイトで見られる通りです。
コンテストにエントリーされている女性は全員で10名。それぞれ19歳から35歳の州代表とあり、将来就きたい仕事、好きな色と、また身につけた衣装や宝石、ロケーションのなども記されています。
衣装や宝石などは女性に提供され、また撮影には一日あたり200ドルが彼女たちに支払われました。投票の結果は来年4月4日に発表される予定です。
「『ミス地雷』を決める。それ以上のものでも以下でもない」と語るトラーヴィク氏がこの着想を得たのは、四年前、アンゴラの首都ルアンダに訪れ、この国に20年以上続いた内戦と国土に埋設された夥しい数の地雷による被害を現実に自らの目でみたことからといいます。
またそれとともにアンゴラの人々の「美」に対する意識の高さを知った(アラーヴィク氏)ことも、舞台監督たる氏の何かを揺り動かしたのかもしれません。
「地雷最汚染国」といわれるアンゴラでは、いまだ国土の約35%、約44万平方キロが地雷原とされ、欧米や日本などの援助によりNGOが撤去作業を続けていますが、02年〜04年までに撤去されたのは、僅かに約12平方キロ(JICA-国際協力 2005年2月号)とされています。
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