2007.11.20 (Tue)

背中から腕の生えた11歳の少女

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北京晩報
こちらは背中から腕の生えた少女。
一週間前、武警総病院骨科の医療スタッフは、山西省長治県の山深く、「翅膀(翼)」をもった少女、欣欣に会いに訪れ、少女を武警総病院であずかることに話がまとまりました。

もともと120度という重度の脊椎側弯を患う11歳の欣欣ですが、ほかにも肋骨の突出、左脚の馬蹄外翻(いわゆるO脚)がひどく、左右の脚の長さも4センチほど違い、筋肉の萎えた脚では歩行もままならないといいます。
加えての寄生胎ですから、欣欣が生まれたとき、助産婦は父親をこっそりと別室に呼び、彼女をこの世に生まれぬものとして処理を勧めたのも無理からぬことだったのかもしれません。しかし、親族がみな勧めても父親は欣欣を育て上げる決意をしました。

山深い農家で痩せた畑を耕す欣欣の家は、年の収入が2、3000元というつましい生活。もちろん彼女の診察代だけで精いっぱいで、手術費用まではとても手がまわりません。しかし今年10月、太原の骨科で娘をみてもらった母親は、医師の薦めで武警病院を紹介してもらい、手紙をしたためました。それがこれまで2000人あまりの重度の脊椎側弯の患者を治療してきた葉啓彬教授の目にとまったというわけです。

診断の結果、欣欣の病症はかなり複雑なことがわかりました。寄生胎の脊椎と欣欣の脊柱第三節が癒着、椎管の2/3を占有するため、椎管狭窄を引き起こしていたのです。また左下肢の奇形は、筋肉の萎縮と機能障害を引き起こしていました。寄生胎の切除は、共有する血管が欣欣の臓器へと連なっていることも手術の難度を上げています。

十万元と見積もられる手術費用は免除。最終的には脊椎の矯正までおこなう必要から長期間の療養が予想されますが、欣欣はただただ手術が受けられるのがうれしい、治ったら天安門を見にいくんだと花のような笑顔を記者に向けました。

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