2007.11.13 (Tue)

小学校の教室で営業する「洗頭房(風俗床屋)」

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華商報
陝西省山陽県の小学校で、洗頭房(風俗床屋)が空いている教室を使用、営業していたことがわかりました。

この小学校は、山陽県法官郷石窯子村にある碾盤子小学校。記者はさっそく現地に飛び、その様子を確かめます。
訪れたのは、11月11日の夜7時。すでに日はとっぷりと暮れて夜の帳が村全体を漆黒に覆い尽くしています。店を閉めようとしていた売店にとびこんだ記者は、取材と知らせないで碾盤子小学校への道順を訊ねました。

「女の子を探しているのかい?」年のいった女性が後片付けの手を休め、記者をじろじろと眺めまわしながら訊きました。記者はとぼけて訊ねます。「うん、学校のなかに女の子がいると聞いてきたんだ」。「そうかい、自分の目で確かめてみるといいよ」女性は向こうの塀を指さして、「あたしゃ知らないよ」と奥に引っ込みました。

小学校の門は開いています。なかに入った記者は、奥の教室からカーテン越しにほんのり灯りが漏れているのに気が付きました。棟内に入り、その教室を目指します。
教室にはいると、鏡の横に椅子が何脚か置かれ、机がひとつあり、その机の上には飲料水の瓶や缶などが乱雑に載っています。奥には分厚いカーテンで仕切られた部屋が二間。

気配に気づいたのか、カーテンから女性が顔を覗かせました。女性は真っ赤な服を着ています。記者が素知らぬ顔でサービスの内容を訊ねると、「頭を洗って、顔を洗って、あと按摩」と女性が答えました。他にはと訊くと、「もちろんもっと楽しみたけりゃ、このなかで…」と女性は半身を覗かせ、科をつくります。

口実をもうけて女性の前を辞した記者は、翌日午前9時に再び小学校を訪れてみました。学校の前の塀には「内有洗頭」と書かれています。(上画像)
この碾盤子小学校は在校生徒が現在20名。生徒の数が少ないために使っている教室はひとつで、教師の黄蓮芳さんがひとりで全学年をみています。もちろん生徒たちが勉強する午前中は、「洗頭房」にもしっかりと鍵がかけられ、入れないようになっているそうなのですが、それ以外にも子供たちには「洗頭房」教室には近寄ることも禁止されているそうです。

「あっちへ行っちゃいけないっていわれてるんだ。でもね、ぼく知ってるよ。おじさんがおばさん探しに来るのよく見るもん」。生徒たちは知っています。
教師の黄蓮芳さんに訊くた話では、洗頭房の利用客は昼間は滅多になく、客の訪れはじめる夕方になる前にイヤさで早速と帰宅するという黄さんですが、子供たちには教室に決して教室には近づかないよう厳命しているとか。

そもそもこうなったのは、小学校のある碾盤子組(組は村の下の行政単位)の前書記が、崩落の危険のあった旧校舎の修繕を計画。2004年に無事工事を終えた碾盤子小学校でしたが、修繕にかかった費用のうち7000元を業者に借りたままだったのだそうです。
そこに現れたのがひとりの男。男は教室一室を一年間1000元で賃貸してくれるよう申し出ると、組では渡りに舟とばかりにこの話に飛びつきました。以来、洗頭房に使われてきたものの、組との賃貸契約というのでは誰も表向き、反対はできず、洗頭房も盛況とは行かずとも細々と営業を続けてきたと黄さんは憤慨します。

記者の報告で現在、山陽県公安局が調べをはじめることを約束しています。
(下画像、いちばん右端が「洗頭房」に使用されている教室)

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Tags : 中国、台湾の風俗、売春 | 陝西省 |

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