2007.10.16 (Tue)

成都の「暗闇レストラン」がわずか100日で閉店

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天府早報
2006年より、北京など数都市でオープンした「暗闇レストラン」。
当初は目新しさもあって盛況が伝えられましたが、こちら四川省成都市にオープンした店は、オープン100日にして客足が絶え、早くも閉店となったようです。



記者は成都の紗帽街にある美食広場を訪ねてみました。
二階へとあがる階段途中の案内板にはまだ「勒托黒暗餐廳」の文字があります。しかしながら店の扉にはチェーンとともにしっかりと鍵がかけられ、この10月10日をもって閉店したとの貼り紙が付されていました。
店内を覗こうとする記者に隣の店の従業員が声をかけてきました。
「家賃が払えなくなって店を閉めたみたいだよ」。

成都の「黒暗餐廳」がオープンしたのは7月上旬。スイスのチューリッヒが発祥で、その後パリ、ロンドンとオープンした暗闇レストラン「Dans Le Noir ?(暗闇で?)」にヒントを得たといわれる「黒暗餐廳」は、オープン前の5月から紗帽街の大通りを埋めつくすような大規模な宣伝で市民を驚かせ、物珍しさも手伝って、当初から700平米の店内は常時満席。順番待ちの行列が延々と連なっているほどの盛況でした。

しかし暗視スコープをつけた従業員に導かれて席につき、自分の手さえも見えない嗅覚と触覚に頼った真っ暗闇での食事という衝撃に馴れると、やはりレストランとしての勝負は味。
真っ暗闇ゆえにスープにしても冷製で、揚げ物炒め物と熱いものを出せなかった暗闇レストランは、最初の成功を次につなげることはできなかったようです。また、十数品目というメニューの少なさもリピーターの確保には壁となったようです。

ウェイター全員が視覚障碍者、週替わりのメニューにはスイス国内で採れた有機野菜と、こだわりをもった本家スイスの「Blindekuh」はオープンからすでに8年を経過しています。(下画像は生き残りをかけてイベントなどを積極的に展開している上海の暗闇レストラン「巨鯨肚」)


真っ暗闇のレストラン

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