2007.10.06 (Sat)
夫婦のベッドの下に潜んでいたのは妻の上司

―海峡都市報―
「ねえあなた、もうよして」。午前零時をまわり、夫の阿強とことを終えた妻、阿珍は太腿のあたりに這い回る手をかるく払いのけます。
「もうあなたいったでしょ? それともまだしたいの?」。問いかける阿珍に阿強はベッドのなかで背を向けると、「スケベだなあ。おれ何にもしてないぜ」と答えました。
「だったらこの手は何よ」。とつぜん起きあがる阿珍。しかしふっと気づいて背筋に怖気が。太腿を撫でた手は夫とは反対側から伸びてきたことに気がつきました。横たわった阿珍はパジャマにしているミニスカートの前を手で掴み、夫のほうを向いてそっと耳打ちしました。「ベッドの下に誰かいる…」
跳ね起きた夫の阿強は灯りをつけて台所から包丁をもちだし、ベッドの下を覗き込みました。二つの目が怯えたようにじっとこちらを伺っています。
阿強はベッドの下から引きずりだした男と取っ組み合いをはじめました。暫くして男を組み伏せた阿強が警察に通報しようとすると、妻の阿珍があっと声をあげます。それもその筈、男は同じアパートの三階に住む小包工頭の徐。かばん職人の親方で、阿珍にとっては上司だったのです。
徐は警察でこう供述しました。
もとより綺麗な人妻の阿珍に横恋慕した徐でしたが、さすがに仕事のうえの部下では手を出す勇気がない。恋心を抱いたままに悶々とし、たまたまこの日、仲間と深酒をしてその勢いで阿珍さん宅に忍び込んだ。二人がことをし終えたので自分もおこぼれを授かろうと思ってさわった。
徐は人民警察の仲介のもと、阿珍に3000元を賠償しました。阿珍さんら夫婦もこれを受けとり和解。そしてここがわからないところなのですが、警察では「徐の行為は著しく下等なものなれど、さらなる行為には進展しなかった。よって犯罪を構成していないものとする」。
え? 他人の家に忍び込んで、ベッドの下に潜り込み、人妻の足をさわっても中国では無罪?
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