2007.10.01 (Mon)

世界一美しいミイラ――ロザリア・ロンバルト

71001d.jpg

画像の少女は、ロザリア・ロンバルド(Rosalia Lombardo)です。
少女は1920年にわずか2歳で他界しました。その亡骸には防腐処理が施され、現在もイタリアのパレルモにあるカプチン・フランシスコ修道会の地下墓地(カタコンベ : catakonbs)に眠っています。

艶がなく幾分くすんでいるとはいえ、あどけない頬のふくらみを残した少女の容貌は100年近く経った現在でも損なわれておらず、まるで眠っているかのよう。

この世界一美しいミイラを語るときに名前が挙がるのが、少女の体に防腐処理を施したといわれるアルフレード・ソラフィア(Alfredo Solafia)医師。彼はその方法を誰にも漏らすことなく亡くなりましたが、彼自身がその効果を知っていたとは言い難いでしょう。少女が腐敗しないのは今日では一般的に知られる死蝋化現象で、要因がかさなり外気と長期にわたって遮断された結果、皮下脂肪が蝋状物質に置き換えられるというもの。
こうして永遠の美しさを手にした少女ロザリアは、今日も変わることなくカタコンベで眠り続けるのです。

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