2007.09.09 (Sun)
体内に26本の縫い針を埋め込まれた31歳の女性

―雅虎ほか―
体内に26本の縫い針を埋め込まれた31歳の女性が、今月11日、雲南省の瑞奇徳国際病院(Richland International Hospital)にて、国内外の医師たちにより摘出手術を施されることがきまりました。
この女性は雲南嵩明県で農業を営む羅翠芬さんで、体内に多数の針が埋め込まれていることを発見したのは、2003年7月。血尿が出たことから嵩明県の病院で診てもらい、レントゲンの結果わかったものです。針は羅さんの頭部から骨盤にいたるまで全身に埋没しており、長さは4.2センチから4.5センチまでの縫い針が全部で26本。そのほとんどは器官や内臓などに深く埋まっていることから手術は困難をきわめるものと推定されるそうです。
羅さんの話では1歳のときに右腰部から、3歳のときに左下腹部からそれぞれ膿とともに1本の針が出てきたことがあるということですが、26本もの針が体内に埋まっていることには、結婚して一児をもうけ、血尿を患い診察をうけるまで気づかなかったといいます。
針は中国農村部に根強くのこる男尊女卑、男児ばかりを有り難がる傾向から、女児として生まれた羅さんの体に祖父母が刺したものと推定されるそうですが、現在はどちらも他界し、当時の経緯は誰にもわかりません。また、レントゲンで見つかった針をすべて摘出するには数十万元かかるといわれ、貧しい羅さんの家では手術にかかる費用を捻出できず、これまでずっと彼女は眠れぬ日々が続いていたといいます。
しかしこのたび瑞奇徳国際病院にて無料で針を摘出することが決まり、またそのために、カナダ、北京、上海、武漢から16名の医師が招かれ、羅さんの体内の針を摘出する手術について意見が交わされました。
11日の手術は、とりあえず腹腔内にある9本の針のうち7本の摘出に絞られ、なかでも直腸壁や直腸膣壁に刺さっている遊動性のある5本の針の摘出に全力をあげるということです。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック


















