2007.08.27 (Mon)
河北省邢台市巨鹿県小寨村――1日に2000頭の犬が屠殺される村

―河北青年報―
河北省邢台市巨鹿県小寨村――毎日2000頭もの犬が殺されるというこの村は、その屠殺数の多さから、いつしか「殺狗第一村(中国で一番犬を殺す村)」と呼ばれるようになりました。
もともとはこの小寨村、羊の屠殺を生業としていたのですが、近年は羊を飼う家も少なくなり、かわって犬が殺されるようになったといいます。屠殺される犬はおもに県外から求められ、ゲージを満載したトラックでこの地に運ばれます。剥いだ皮は業者に買い取られ、肉は加工されてこの村から再び県外に出荷されます。24日、河北青年報の記者はこの村に潜入取材を試みました。
晩夏の恨めしい暑さ。真夏と変わらぬ強い日差しが照りつけるなか、記者は村にはいると強い腐臭があたりに漂っていることに気づきました。それもその筈、昼日中、頻繁に行商人が行き来する村には、大通りといわず路地といわず、至るところに潰れた犬の頭や内臓、骨が転がっているのが見てとれます。
通りは犬の屠殺を専業としている家から流される血で朱色に染まり(上画像)、その血には蠅が群れをなしてたかっています。村を流れる空気は常に生臭く、そしてこの辟易するような腐臭。
かつて巨鹿県ではこの状況を憂慮、地域の環境に留意するよう指針を示しました。しかし、依然対策はとられていません。屠殺する側は売り物にならない犬の頭をそれこそ「撒くように」村に棄てるのです。
小寨村で犬の屠殺を専業としている家は十戸。それぞれの家では毎日200頭の犬が屠られます。犬は毎日ゲージに詰められて県外から運ばれてきます。
記者は村では有名な一人の屠殺人に話を訊くことができました。「鉄鉗(右画像)で首根っこを押さえてゲージから床に引っ張り出すんだわ。でもあいつら人間のことよくわかってっから、鉄鉗見せただけで涙流すよ」
屠殺人は笑いながらそう答えます。鉄鉗で押さえつけられた犬は首筋に斧を叩き込まれ、抛られて累々と重ねられていきます。いっぽうでまだ完全には息絶えてない犬の腿のあたりを小刀で抉り、そこから高圧で水を注入。注水肉と化した狗肉はキロあたり8.6元で冷凍庫がいっぱいになると出荷されるそうです。
屠殺される犬がワクチンを打たれていたか、狂犬病だったかなどここでは誰も関知しません。犬はもともと屠殺されるべき畜にはいれられておらず、県でも管理する部門がないからです。
看後你還會吃狗肉嗎?(これを見た後でもまだあなたは犬の肉を食べられますか?)
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