2007.08.10 (Fri)
乞討(物乞い)の事情(1)

―mop.com―
乞討――中国では物乞いのことをこう呼び、乞討が街頭で「営業」する姿は一般的に見かけられるようです。もちろん、残疾者(障害をもった人)が、高い医療費にあてようと街頭でお金を募る姿には誰しも同情を禁じえません。しかし一方で、子供たちに物乞いをさせて遊び暮らす大人や、なかにはインドの貧民層のように自らの手足を折って同情をかうという輩が存在することも確かなのです。
もちろん中国人もそのことは充分承知のようで、乞討の前に置かれた「身上書」の内容を信じるか信じないかは、その人次第。ここらへんは一種の駆け引きでしょうか。そんな様子を描いた風刺画が載っていましたので紹介しますね。

「会社は倒産、妻は他の男のもとに嫁ぎ、仕事を探したものの何度も行き詰まり、愛犬の命は風前の灯火、そのうえ老いた母は突然の重病。
しばらくの生活の足しにすべく、どうか皆さまの寛大なるご支援を」

「上京して仕事したのに一文無しになっちまいました。おにいさん、おねえさん、どっちでもいいや、おいらに50元貸してください。そうすれば家に帰れるんです。すっげえ恩に着ますから」

「今年で98歳を数えます。一年前に遭った交通事故で全てを失いました。家族、そして私自身も両足をなくし、衰えた目からは勝手に涙がでます。どうか食べていくだけのお金だけでもお恵みください」
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