2007.08.03 (Fri)
中国夜のおあそび事情―「夜總會(ナイトクラブ)」の女たち

―中華網―
おミズの女にこともなげに騙される世の男性たちは、世界各国いずれも同くどこか純朴でどこかおマヌー。スケベ心ひとつ携えて「夜總會(ナイトクラブ)」やKTVなどに繰り出すオトコたちは、女たちの嘘にいとも簡単にお金を出し、代わりにいっときの夢を買うのです。
見え隠れする胸の谷間にただよう甘い香り。しかしてそこは奈落こその眺め。
年はまだ18とはいえ、男心をくすぐる可憐な表情に甘い声。王芬がこの界隈に居ついてからすでに一年あまりが経ちました。経営側からみた王芬は口がうまく、やり手。
そんな王芬のもとに、また一人の「獲物」がやって来ました。店に訪れたのは「包工頭」といいますから土木解体の荒くれ男たちをまとめる、まあ言ってみれば親方。名前は石さん。54歳、がっちり体型の男性です。店内にはいった石さんにそれとなく秋波送った王芬は指名を受けると石さんの節くれだった手をとって、KTV(カラオケテレビ)ボックス席へと誘いました。
照明を落としたボックス席、石さんの腿の上で軽やかにダンスを踊る王芬の白く長い指。ほどなく石さん、もとは農家の生まれ、家には年をとり足腰の弱った女房をかかえる包工頭の淡い恋心が、むくむくむくと頭をもたげ始めました。
大きな顔の金壺眼がまるで叱られた子供のように小さくなり、じっと上目遣いで見られていることに気づいた王芬は「営業」を開始します。
「ねえ、200元チップを下さらない? そしたら今夜はあたしとたっぷりと遊べるわよ」
ごくりと唾を飲み込んだ石さん、懐から財布を取り出し、まずは気前よく払います。王芬にしてみればこの200元はほんの物差し。男性のお金の出し方で本格的な営業に出るかどうかを決めるのです。石さんの気前のよさに王芬の声が甘みを増します。
「ねーえ、あたし困ったことができちゃったんだけど。うーんと、話してもいいかなあ。実はね、部屋を借りてんだけど、家賃を三ヶ月滞めちゃったの。で、今日明日にも大家が出て行けってうるさいのよ」「三ヶ月分っていくらよ?」
「ううん、そんなにおっきな額じゃないんだけど、300元ばかし」
話しながら王芬は身を乗りだして石さんの額にキスします。王芬が身を震わせば石さんの目の前で揺れる乳房。あっという間に籠絡した石さんは再び財布を取り出し、300元を王芬に差し出しました。
今度は一瞥して財布の中身をあらためた王芬は、店外デートを匂わせて「連絡用」にと携帯を買ってくれとせがみました。もちろん石さんに否はありません。打出の小槌と化した石さんは懐に手を入れます。
このようにして王芬は初対面の男性から、わずか二時間半のうちに200元+300元+1300元、計1800元、民工の一ヶ月分にもなろうかというお金を得ました。店には50元のチャージを払うだけ。もちろん翌日、今日ならお持ち帰りOKと聞いて、鼻の下を伸ばしきって店に訪れた石さんには会いません。
石さんは支配人から王芬はこの店専属ではないと聞かされ、途方に暮れるばかりです。番号を教えてもらった王芬の携帯はいつも話し中あるいは圏外。
でもまあ、こうやってねだられた挙げ句に騙されるのはまだいい方。なかには体をまさぐられている間に財布を抜き取られるという手口も横行するという中国夜のおあそび事情。もちろん抜き取った後は、すぐに店の奥に隠し、客が気づいた時には「身体検査」を申し出て、逆に赤っ恥をかかせるといった手合いもいるそうで、「つなぎ」や馴染み客など作ろうともしない女の子たちには、ユメユメお気をつけあそばせ。
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Tags : 中国、台湾の風俗、売春 |
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