2007.07.26 (Thu)
土牢に全裸で閉じ込められ、13年間「飼養」された女性

―中華網ほか―
木板とレンガで囲った一間にも充たない粗末な土間。なかは暗く、灯りを含めて人が生活を営む上での品々は一切ありません。場所は陜西省戸県玉蝉郷北斑村の鄙びた佇まい。明かりとりと通風のために設けられた隙間には茨が掲げられています。
土間に座っている全裸の女性はここで13年間「飼養」されてきました。
女性の名は董可妮。今年で36歳です。結婚して子供も二人、16歳になる娘と13歳になる息子をもうけました。しかし精神病を患ってからは夫は家を出、一年に数度しか帰ってきません。残された妻子の面倒は彼女の母親がみています。
しかしながらその母親も、73歳の夫が脳梗塞を患って半身不随。66歳になる母親は気管支喘息と高血圧に苛まれながらも、ひとり動ける身として必死に家族を支えているのです。
女性が精神病に至った理由はわかりません。でも二人目の子供を産んだ産褥に家が貧しく何日も食事にありつけなかったこと、また彼女の夫が仕事先からなかなか戻らず、戻ってきたときもほとんど無一文だったあたりから女性はおかしくなりました。
もちろん土間に閉じこめられたのはそれなりの理由があります。心を病んだ女性は他人をむやみに殴り、傷つけもしたからです。
土間に入れられた女性は、夏はこうして素っ裸。冬は一枚の麻袋にくるまるそうです。食事は母親がビニール袋に入れて土間に差し入れますが、女性は食べることもあれば床にまき散らすこともあるといいます。そのために土間の床はビニール袋が幾重にも堆積しています。見たところ、陽の光にずっとあたらなかった肌には染みが浮き、骨粗鬆症か足は幾分変形し、その視線は滞ったまま動くことはありません。
13年間、こうやって面倒をみるしかなかった母親は、取材に対して涙に暮れます。

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