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2007.07.24 (Tue)

「活猫水煮―生きた猫の水煮」を食べる(1)

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―新快報―
中国で猫肉というと、一般には筒井康隆の「乗越し駅の刑罰」のもととなった、挽いた猫肉を団子にして煮る「猫肉丸」が有名ですが、こちらは「猫の水煮」。それも生きたままの猫を煮立った湯に浸けるという「水煮活猫」の調理の過程を、広州の餐館に潜入取材した新快報の記者が伝えています。



中国南部の海浜域。一年を通して寒暖の差は少なく、雨量に恵まれ、山水ゆたかな中国の南の玄関は、内外の文化が融合し中国でも独特な嶺南文化を創り上げました。この文化習俗を受け継いだのが広東です。広東料理というのは雑食、悪食がその大きな部位となっているのは、アジアの食文化の集大成であるからなのかもしれません。(参考 : 「猿の脳みそ」を食べる(1)(2)

広東人は伝統的に猫を食してきました。滋養強壮、通経活絡(経絡の活性化)、消痰などに効果があるという猫肉ですが、広東料理のレシピに猫肉として記載があるわけではありません。
「竜虎斗」―名前のとおり、虎に喩えた猫肉と竜に喩えた蛇肉を葱生姜、サトウキビなどで臭み抜きをして誂えた菜に使われるのですが、その名をみても猫肉が広東人にとっていかに崇拝を受けてきたかがわかろうというものです。

記者はまず猫肉を提供している店を調べようと、広州愛猫網から「竜虎斗」を看板にしている老舗酒楼の名簿を取り寄せました。結構数があります。そのうちの一つ、広州市街の長寿西路にある「蛇餐館」は創業百年の歴史をもつ有名店のようです。ほかにも「頭啖湯」、「知青第一村」など有名店が数多あり。そのうちの一店に問い合わせたところ、「竜虎斗」の値段は150元から380元までとまちまちだそうです。肝心の猫は禽畜批發市場(食肉卸売市場)から取り寄せるということですが、夏場には人気がなく、食して体が温まる冬場に人気となるのだとか。
ところが「竜虎斗」をあたっているうちに、生きた猫を水煮にして食べさせる店があるというとんでもない情報に突き当たりました。さっそく記者は現地に飛びます。

広州番禺区の蓮路から一本奥にはいった小路、ひっそりとした佇まいの「食肆(日本語でいうと「食い道楽」)」というのがその店。
事前に伺ったところ、ここの経営者は「竜虎斗」を調理して二十数年の経験があるというベテランで、猫肉に関してはいわばオーソリティ。その彼がその味を最大限に引き出す調理法が「活猫水煮」だというのです。
表に出ている古びた黒板に、チョークで「猫肉10元/斤、猫脳の30元/斤、猫腸の50元/斤」などと記されているのを見てキュッと胃の縮こまる感覚をおぼえた記者は、勇気を奮って店に入りました。出迎えてくれたのは体格のいい女将。まるで遠来の客と見抜かれているかのようにあたりがやわらかです。

聞くとこの店では猫選びからはじまるのだといいます。猫舎は店の裏、一間ほどの檻のなかに20匹ほどの猫がひしめいているといった案配。記者はここで以前取材した禽畜批發市場を思い出しました。あれと同じ、ほの暗い灯りに照らされた姿かたちも判然としない小さな生き物がひっきりなしに啼き続け、漂うのは糞尿の悪臭。さすがに選びかねていると猫舎に飛び込んだ調理人が、一匹の猫の首根っこをペンチで挟んで出てきました。


「活猫水煮―生きた猫の水煮」を食べる(2)

Tags : 猫肉 | 屠殺 | 広東省 |

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