2007.07.23 (Mon)

10件現代真実人肉包子鋪案例(2)

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三件目。これは映画「八仙飯店之人肉叉燒包(日本では「八仙飯店之人肉饅頭」)」のもととなった事件です。
夏真っ盛りの1985年8月8日、澳門(マカオ)は路環島の黒沙湾で泳いでいた海水浴客が、切断された人間の四肢を見つけたことからことは始まります。通報を受けた警察ではただちに打撈隊を編成、その日のうちに8件、数日内に都合11件のバラバラになった手足を見つけました。切断面から手足は鋭利な刃物で断ち切られたものであることがわかりましたが、それ以外に手がかりはなく、捜査は暗礁に乗り上げます。

翌年4月、警察のもとに一通の手紙が届きました。澳門にある八仙飯店の元経営者と名乗る鄭林という男からの手紙でした。その内容は、昨年8月より八仙飯店を共同経営していた長兄一家の姿が見当たらない、八仙飯店は現在、黄という男になかば乗っ取られているかたちだが、この黄という男が事件になにかしら関わっているような気がしてならない。調べてはもらえないだろうかというもの。
手紙を受けて行方不明者をあたりはじめた警察では、昨年の黒沙湾であがった切断された手足の指紋を調べ、なかに八仙飯店で働いていた従業員女性のものと思われる腕があることがわかりました。
警察は八仙飯店の新当主、黄志恆(50歳)の監視と内偵を開始します。

捜査の結果、八仙飯店の行方不明者は10名にのぼることが判明しました。内訳は前当主の鄭林(50歳)、その妻岑恵計(42歳)、娘の鄭宝瓊(18歳)、鄭宝紅(12歳)、鄭宝?(10歳)、鄭宝華(9歳)、息子の鄭観徳(7歳)、岑恵計の母の陳麗容(70歳)、親族の陳珍(60歳)、それと飯店の料理長を務めていた鄭柏良(61歳)の10名です。
このうちまずは、見つかった腕と照合した指紋が一致した陳珍殺害容疑で起訴された黄志恆は、家宅捜査で発見された鄭林の回港証(マカオ再入国許可証)や子女の学生証など家族名義の身分証を隠匿していた理由を問われて答えられず、自ら罪を認めるかたちとなり収監されました。

しかし捜査過程でわかったことはもうひとつ驚くべき案件でした。
男の黄志恆というのは実は偽名。1973年に香港の魚涌英皇道で起こった殺害放火事件の容疑者だったのです。この案件で男は金に困って被害者夫婦を風呂桶で溺死させるなどし殺害。家に火を放ちました。
男の本名は陳梓梁というもので、この事件の後に潜伏。指を火で炙り、指紋を消して身分を消し、マカオには密入国し黄志恆名義の身分証をねつ造していたのです。

こうして二つの凶悪な事件に関わった男は獄中の身となりましたが、残る殺害について審問が続けられている最中の1986年12月4日、牢獄で手首を噛み切って自殺しました。
11件見つかった手足は1件を除いて誰のものか特定はできず、肝心の胴体部分など10名分の遺体は最後まで発見されなかったことから、この事件は謎を呼び、肉をミンチにして飯店で賄ったという噂が飛び、映画のもととなった次第です。

Tags : 人肉包子 | カニバリズム | 猟奇 |

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