2007.07.16 (Mon)
泥を固めて色を塗った「菜種」に騙された精油工場
―現代快報―泥を固めて色を塗り、菜種だと偽って精油工場に卸していた男が追われています。
泥を固めた「菜種」に騙されたのは、食用油などを製造している南京市六合区にある精油工場で、工場長の話によると、行商人を名乗る王という男が友人の紹介とのことで菜種を工場に持ち込んできたそうです。
格安の値段ということで交渉がまとまり、その後工場長が出張している間に食用油の原材料となる「菜種」が運び込まれました。工場長からの達しゆえ、運び込まれた50トンもの「菜種」はろくに検査もされずに、そのままラインに流されたようです。
ところが、その日のうちに生産ラインがストップ。不思議に思った従業員らが搾油した原油を調べてみると、なんとこれがただの泥水。急いで搾油機を分解したところ、パイプやフィルタ問わず搾油機全てにわたって泥が詰まり、これが原因でラインが止まったことがわかりました。
ここで初めて仕入れ担当者が男の運び込んだ「菜種」を調べ、手にとって力を加えたところ、「菜種」はあっけなく潰れ、担当者の掌には泥土が残るのみ。騙されたことに気づいた担当者は、なおも工場に「菜種」を運び込もうとしていた男を捕まえ、問いただしましたが、男はこれをかわし、逃げました。
工場側によると、この「菜種」は黄泥をボール状に固めたもので、その上から着色。一見しただけではわからなかったといいます。
通報をうけた現地工商部門では、車のナンバーなどを手がかりに男の行方を追っています。
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