2007.07.04 (Wed)

結婚一週間で別れた妻が夫に賠償請求。その名目は「摩損費」

70704g.jpg金羊網
結婚わずか一週間で離婚した夫婦。
ともに生活をはじめてから、女性は夫が想像していた以上に酒好きだったことにおどろき呆れ、いっぽう男性は妻があまりに自分の生活を管理することに耐えられず、二人は離婚しました。
さて、別れてバツイチになったところで損なのはやはり女性。そこで女性は男性に賠償請求しました。その名目とは、「摩損費」。

男性は名を王さんといい、貴州省六盤水市出身。女性は陳さん。湖南省永州の出身です。
二人は中国でも有数の工業地帯、広東省の東莞市は石碣の工場で知り合いました。互いに惹かれて恋に落ち、やがて睦言をかわすようになれば、夕べに別れて次の日の逢瀬すら待ち遠しく、「一日不見如隔三秋 : 一日会わなければ三年の月日が経ったよう」という間柄になりました。

知り合った一年後、今年の6月16日に二人は結婚しました。式は質素に、工場に近い小さなホールを借りて、かたちばかりの式を挙げました。
さて、結婚後、陳さんにいわせると夫は豹変したのだそうです。
「まるで兄のように思えたわ。やさしく私を守ってくれる存在。よく気がついて、いつでもまっすぐに私に向かってきてくれたの。それがどうしてあんなに変わっちゃったのかワケがわからない。家に帰るともうゴロリとしちゃあ酒を飲み、まるで格好は死に損ないのブタ。新婚ムードもすぐに醒めたわ」
これに対して王さんは、陳さんが突きつけた最後通牒、結婚か禁酒かとの選択もどこ吹く風。毎日酒をかっ喰らい、あんなにうるさい女だとは思わなかったとは陳さんの弁。こうして二人は、22日、結婚わずか一週間で離婚しました。

別れた陳さんは、かえすがえすも口惜しさが募るばかりです。何もかもがうまく行く筈だったのに、こんなかたちで終わった最初の結婚。されば愛しかったぶんだけ恨みをため込んだ陳さんは、弁護士を雇い、1万元の賠償請求という手段に出ました。その名目は「摩損費」。
しかしさすがに男女の間にあって「摩損」なる概念は、まあ言いたいことはわかるが、発生しないと、弁護士は陳さんを宥め、なかば間に立つようにして、二人の仲をなんとかとりもったということです。

ともに暮らさなければこれまでの思いが二人の胸によみがえり、今度は仲のよい「お友だち」として付き合いはじめた二人。まあ、めでたしめでたし、でしょうか。

Tags : 中国市井百態 | 広東省 |

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