2007.04.22 (Sun)

クローバ葉頭蓋症候群? 赤ちゃんは「外星人(エイリアン)」―その後

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―紅網―
先に、「赤ちゃんは「外星人(エイリアン)」―中国江西省」でお伝えした江西省の男児ですが、その後の経過が報じられています。

生後24日を迎えた東ちゃん(仮名)は、現在湖南省児童醫院新生児科にて治療を受けています。
大きく両側頭の張りだした外見から、現地では「外星人(エイリアン)」の赤ちゃんとも呼ばれる東ちゃん。一説では「クローバ葉頭蓋症候群(cloverleaf skull syndrome)」ともいわれていますが、病院側では中国でもこの種の奇形はこれまでになく、各科の専門医が集い、治療法を模索しているようですがまだ結論は出ていないようです。

先月22日に生まれた東は、30日、母親の李會英さん、父の李牛仔さんに伴われて江西省児童醫院を訪れました。児童醫院では診断をしましたが、手に負えないとみたのかどうやら受け入れは拒んだようですね。診断は「厳重的脳積水」とありますから重度の脳水腫。

4月14日。東の顔色がやや青黒く、唇が紫色ががってきたのを見てとった李さんら家族はいったんは諦めかけますが、祖母だけは生姜湯を口に含ませるなど民間療法などを処し、東を看つづけます。生姜湯にむせるなど反応は示したものの、東の呼吸、心音どもに微弱。

4月15日。李さんは最後の望みとばかりに湖南省児童醫院に電話をかけました。醫院では症状を訊いた後、宜春に医師と看護婦を派遣。
李さん宅に到着した医師らは東の肺から湿性の羅音(日本でも同じくラ音とよびます)が聞こえたことから、痰を吸い出した後に挿管により気道を確保。これにより東は生気を取りもどしました。
湖南省児童醫院に送り届けられた東は、泣いたり笑ったりなどの表情も豊かで、ほかは普通の赤ちゃんと変わったところはないそうです。

湖南省児童醫院の院長、祝益民教授は現在の東の容態について説明しました。
まずは重度の肺炎による呼吸不全、両側頭骨の欠如による脳の膨出、先天性白内障、小角膜および眼球突出、大前囟(「囟」は赤ちゃんのひよめき=泉門)―7cm×8cm、低耳位(外耳が極端に下についている)、両肘関節部の強ばり、両膝も同様、拇指小指にそれぞれ内反、外反あり、胸椎奇形、尾骨の奇形。
このなかで現在最も深刻なのは肺炎で、東に衰弱をもたらしていますが、祝益民教授の述べるには「すべての病症を個々に検査し、よく状況を踏まえたうえで治療方法を確立したい」ということです。


Craniosynostosis: cloverleaf skull―クローバ葉頭蓋症候群(ショッキング画像注意)

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