2007.04.17 (Tue)
風邪をひいただけで下半身を「診察」された少女
―華西都市報―風邪をひいて診療所に訪れた16歳の少女が、医者に診察と称して胸はおろか下半身まで触られ、あげくに灯りを消した診察室でキスをされるという事件がありました。
事件があったのは今月10日。一ヶ月前に広東から四川省の成都に家族ともども移ってきたという烏麗さん(16歳)は、体のだるさと頭痛を訴え、姉に勧められて村の診療所に訪れました。
時間は夜の7時。待合いには4、5人の先客があったそうです。体温をはかって待つ烏麗は、呼ばれて診察室にはいると医者の周新に症状を告げました。
体がだるい、微熱がある、頭痛がする。烏麗自身も風邪だと思ったそうですが、周新は体温計をみると首を振ります。ちょっと厄介なことになってるかもしれないね。詳しく調べたほうがいいかもしれない。奥の診察室に連れていかれた烏麗は、まず上着を脱ぐよう命じられたそうです。
医者とはいえ、なんでもない胸を晒すには抵抗を感じた烏麗は両腕で胸を覆いました。周新は構わず少女の胸をあちこち触ります。動悸が、動悸が…と口走る周新ですが、その実医者は両腕で少女の胸をまさぐっていました。
胸への「診察」がようやく終わると、周新は今度は婦人科の病気かもしれないと告げました。下を調べるからとズボンを脱がされ診察台に寝かされた烏麗は、怖ろしさで身をかたくしていました。またしても周新の指が少女の局部を這いまわった後、周新はその指を少女の前で嗅ぎ、異状はないようだと宣ったそうです。
烏麗は診察台から身を起こしました。脱いだズボンを穿こうと手を伸ばしたところで突然部屋が真っ暗になりました。周新が灯りを消したのです。周新に覆い被された烏麗は、顔に唇が押しつけられるのを感じました。ここでようやく「診察」ではないと確信した烏麗は、力のかぎり抵抗し、診察室を抜け出して泣きながら家に帰りました。
家にもどって姉に一部始終を告げると、姉はすぐさま警察に通報。その翌日、姉は烏麗を連れて診療所に訪れると、入り口でこう怒鳴りました。「へー、ここの医者は風邪をひいただけで、服もズボンも脱がせて診るんだってさあ。医者というより色魔だねえ」。大声で怒鳴りつづける姉の横では烏麗が泣いています。
じきに村人たちが集まってきました。姉から事情をきいた村人はつられて喚きはじめます。周新は姿をあらわしません。なかにいた患者やほかの医師たちは診療所を離れました。焦れた村人のひとりが入り口から中に踏み込むと、周新を見つけて殴りかかり、現場は大混乱となりました。
警察では立件はできないといいます。それはそうかもしれません。証言は少女のものだけです。それに医者は「診る」ことが仕事です。それよりも怖いのは、煽られやすい民衆なのかもしれません。
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