2007.04.15 (Sun)
将来はヒトの骨髄から精子がつくられる?
―BBC NEWS―人の骨髄から精子のもととなる細胞を分化することが可能という研究報告が提出されました。
これは一般的には血液のもととなる骨髄幹細胞から、いままでにも血管や筋肉、脂肪などいわゆる「臓器のもと」が作られる再生医学の研究が進められてきましたが、ドイツの研究チームはこのなかから分化して精子となる精原細胞(Spermatagonial cells)が得られる可能性を見いだしたということのようです。
研究チームは、ゲッティンゲン大学、ミュンスター大学、ハノーバー医科大学から編成され、男性ボランティアから採取された骨髄を調べ、精原細胞を単離可能という結論を得たといいます。実際にこの精原細胞から精子がつくられれば、人類は史上初めて「人工」の精子を得ることになります。
研究チームの主任で、現在はイギリスで幹細胞研究に携わっているゲッティンゲン大学遺伝学のカリム・ナイェアニア教授は、研究は将来的には不妊に悩む男性の福音となるだろうと述べています。
同教授は、昨年5月にもマウスの精巣からES細胞(胚性幹細胞)と同様な性質をもつ幹細胞を単離、培養し、得られた精子を受精させることに成功しています。ただしこのときに七匹生まれたマウスは成長に異常なパターンを示したといわれています。
「次の目標は実地に精原細胞を得ることだね。3年から5年はかかるだろう」と述べるカリム・ナイェアニア教授ですが、不妊治療という目的に行きつくまでには法の整備が必要であることも認めています。
んー、ということは骨髄幹細胞を女性から採取すれば人間は単為生殖が可能ということ? もっとも染色体が足りないから女の子しか生まれなかったりするかも。
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