2005.09.16 (Fri)
猫の死骸から燃料?
このところ高騰する一方のガソリンの価格には、どこも神経質になっているようで、CNNでさえこんな与太話に踊らされてしまったというお話。まずは14日付けのCNNのニュースから。
猫の死骸から燃料?!――ドイツの発明家が、ビルド紙の取材に対してこう述べている。 彼、クリスチャン・コッホ氏が特許を取った「KDV500」なる装置から作られる自家製有機燃料「バイオ・ディーゼル」は、現在ドイツで消費されているディーゼル燃料の代替え品となり得るだろう。 この新しい燃料の原材料には産業廃棄物のほかに路傍で死んでいる猫の死骸も使われており、事実、コッホ氏の車は猫の死骸20匹分で満タンにすることが出来るという。 これに対して動物愛護協会からはすぐさま非難のコメントが寄せられている。
で、翌日にこの記事の続報が載っているんですね。
猫の死骸燃料の発明家、新聞記事を否定!――燃料の価格の暴騰に対するひとつの答え、自家製有機燃料を開発したドイツの発明家が、新聞で報じられていたような「猫を原料とした」ことについて、私の口から出た言葉ではないと否定している。 コッホ氏がロイター通信に伝えたところによると、私は紙やプラスティック、ごみなどの産廃物は使うが、猫を燃料にすると言った覚えはない、ゴミのなかにヒキガエルが紛れ込んでいたことくらいはあったとしても、ということだそう。
現在ではこの続報のみがアップされていて、14日付けの記事は削除されている模様。 MSNもそうでしたし。 しかしなんでしょうね、有機燃料については少し調べればわかること。 与太の部分で記事を構成してしまう軽率さもそうですが、刺激的な見出しで読者の興味を煽るというのが、あはっ、他人事ではない「HEAVEN」でした。
■関連サイト : バイオディーゼル燃料 ⇒ http://journeytoforever.org/jp/biodiesel.html
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