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2007.02.24 (Sat)

バレンタインの贈り物に墓を選んだ女性

click!―千龍新聞網―
今年のバレンタインデーでのお話です。

人口の多い中国のこと、都市部の斎場はどのくらいの忙しさなのかはわかりませんが、南京の斎場、雨花功徳園ではいつものように大勢の従業員が業務に携わっていました。 ふと一台のスポーツカーが停まり、中から出てきたのは30歳前後の麗しい女性。 用件は墓を買いたいとのこと。 予算は2万元(約32万円)を提示したそうです。

若い女性が、それも一人で墓地を買いたいと訪れたことに訝る従業員でしたが、とりあえずは懇切丁寧に説明し、霊園に連れていきました。
霊園に着くと、女性はあちこち歩きまわり、ひとつ日当たりのいい、南向きの場所を選んで値段を訊ねました。 従業員が答えた価格は彼女の予算内でした。 にっこり微笑んだ彼女はさっそく手続きをしに斎場へもどります。

斎場で従業員が並べたいくつかの書類に、ひとつひとつ書き込んでいった彼女は、墓にはいる人間との間柄を 「友だち」 と書き入れたそうです。 これを見た従業員は彼女に訊ねました。 いったいどのようなお友だちなのでしょうか。 彼女はこう答えたそうです。
じつをいうと彼氏なの。 バレンタインデーの贈り物をと思ったんだけど、チョコやバラの花束では新味がないでしょ。 だから考えてお墓をあげることにしたの。
訊くと彼女と彼氏は深く心の奥底でつながっている間柄。 是非ともと懇願する彼女でしたが、これを聞いた従業員は女性に墓を売ることを断りました。 中国では墓の売買に決まりがあり、売ることが出来るのは故人を対象としたもののみ。 健康な人あるいは重病人にしても生前、墓を売ることは出来ないのだそうです。 説得されて、女性はようやく墓を買うことをあきらめました。

この話を伝え聞いた記者は、女性を捜し出し、名前を出さないという約束でインタビューを試みました。 それによると、女性と彼氏は長年来の恋仲。 しかしお互い多忙で結婚するときを逸し、そのうえそれぞれの家がうるさく、二人が一緒になることはできない。 たとえ結婚したとしても子供をつくることは無理。 バレンタインを迎えて、それほどまでに愛する彼氏に何をプレゼントしようかと思ったとき、墓を買うことを思いついて彼氏に話すと、彼氏も乗り気だったそうなのです。
それ以前、彼女の友だちが末期ガンで亡くなりました。 生前、その友だちに請われて墓を見にいった彼女は、もしものことがあったらここにと約束し、友だちの涙を誘ったそうです。

それが下地にあっての寿陵(生前墓)の選択。 命の終焉は決めることができないまでも、落ち着く先くらいは他人任せにせず、自ら決められないだろうかと記事は結んでいます。

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