2007.02.16 (Fri)
事故で損壊した娘の画像をリークしたCHPに家族が24億請求
―Orange County Register―交通事故で亡くなった娘の家族が、事故当時の損壊遺体の画像をネットに流されたとして、2000万ドル(約24億円)の慰謝料を州政府に要求しています。
事故は昨年10月31日に、米カリフォルニア州オレンジ郡のなかほど、オールトンパークウェイの料金ブースでおこったもので、亡くなったのはニコル・キャソウラスさん(18歳)。
CHP(カリフォルニア・ハイウェイパトロール)によると、この日、父親の所有するポルシェ911カレラを無断で乗りだしたニコルさんは、自宅から5マイル離れた料金ブース手前で、時速100マイル(約160km/h)でグレーのシビックを追い抜こうとして接触。 シビックの横っ腹を激しく削ったニコルさんのポルシェは、反対側車線に飛びだして料金ブース横のコンクリートの柱に激突し、止まりました。 ニコルさんは当時酒に酔っていたといわれています。
この事故当時、現場検証の写真がCHPの職員からリークされ、9枚の組み写真として、コメントとともにネットに流された訳ですが、うち4枚は事故で損壊したニコルさんの遺体画像。
激突した柱にもたれかかったポルシェは、リアエンジンを大きく覗かせたまま原型をとどめず、白のブラウスの上に黒のシャツをはおったニコルさんの遺体は半壊したドアにもたれかかり、吹っ飛んだ天蓋のフレームに頭皮とともにぞろりと抜けた髪束を貼りつかせ、頬のあたりでぱっくりと割れた頭蓋からはすでに脳や脳漿などの内容物が飛び、辛うじて骨に付着している腱からは顔面を覆っていた肉塊や舌根などがぶら下がっているという凄まじいもの。
この画像はいっとき世界中の数千というサイトに貼られ、またメールに添付されました。 CHPでは内部調査の結果、リークした職員を見つけ出しましたが、処置については明らかにしていません。 いっぽう家族側では、画像を掲示しているサイトをまわり、娘の遺体画像を削除すべく交渉にあたっているようです。
家族側は、民事訴訟というより、和解により慰謝料を得たいとする考えのようですが、CHP並びに州政府は法廷で争う考えのようです。
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