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2007.01.27 (Sat)

病んだ妻の足を切断、自分で手術を施そうとした夫

click!―燕趙都市報―
医学の心得が全くないにもかかわらず、長年連れ添った妻の足を鋸で切断、手術を施そうとした男性がいます。
この自己判断の 「手術」 の結果は、切断面が癒合せず、このことを知った現地行政府が妻を緊急入院させ、応急手当を施すに至りました。

妻の足を鋸で切断した男性は、山西省平遥県に住む雷普貴さん(62歳)で、妻は梁淑雲さん(58歳)。 左画像は現在、平遥県第二人民醫院で治療を受けている梁淑雲さんの切断された腿を掲げて示す雷普貴さんです。

金属工場に働く雷普貴さんが、妻の足を切断しようと思い立ち、実際に手術をおこなうまでにはそれなりの経過があったようで、まずは自宅の畑で農作業に従事していた梁淑雲さんが、1996年の夏に倒れたことからはじまります。 病院の診断では脳腫瘍。 この後2001年に心臓病をも患った梁淑雲さんは寝たきりになってしまいました。 経過は思わしくなく、2003年には左足の爪先から変色がはじまると、2005年には脛までが壊死。 「妻の足が一日一日ボロボロになっていくのを見るに忍びなかった」 と雷普貴さんは語ります。

以下は記者と雷普貴さんとの一問一答です。
「なぜ病院にいらっしゃらなかったんですか?」
「病院に行けば金がかかる」
「実際、どのように手術されたんですか?」
「ひざの関節に沿って裏から切った。 まず腱を切ってそれからボロボロになった肉をよけた。 使ったのは普段、髭を切ってる小刀だ。 傷には硫黄を塗った」
「あなたは医学を学んだことがありますか?」
「いや、ない。 字も満足には書けん」
「手術は成功したと思いますか?」
「まあまあだったと思う。 ここに来る前に肉もずいぶん盛り上がったし、ただ、骨が少し飛びだしていたから、毎日傷口をきれいに洗わなければならなかった」
「何で洗ったのですか?」
「病院でつかうような食塩水は高くて買えなかったから、自分で作った食塩水で洗った」

取材中に、点滴を打たれている梁淑雲さんがたびたび呻きます。 彼女は数ヶ月前に言葉も失ったそうです。
記者が質問を続けるうちに、雷普貴さんは、鋸で妻の足をひいたのは医療資格のない、「土医生(診療機関の少ない田舎などで医療行為をおこなうもぐりの医者)」 だったことを明らかにしました。 手術にあたった土医生は、ふだんから仲のよい間柄、雷普貴さんに後のことはすべて自分が責任を負うからと頼まれ、雷普貴さん家族立ち会いのもとで妻の足を切断したのだそうです。

しかしながら、土医生の問題は別として、四肢の切断といった大きな手術を病院や診療所で行えなかったのは、医療費の高さゆえ、農村ではひとり重病人を出すとたちどころに窮してしまうといった現状もあるのです。
雷普貴さんの家では、梁淑雲さんが倒れて後、いちばん下の初級中学に通っていた娘、雷紅星さん(15歳)を含め、子供たちをすべて中退させざるを得ませんでした。 2003年に太原の病院に診せにいった際には2万元(約32万円)。 そのときに足の切断について医師に訊くと、5,000元(約8万円)必要とのことだったそうです。 ひきかえ、例えば雷紅星さんがアルバイトに出て、一ヶ月に稼ぐお金は800元(約1万3,000円)にしかなりません。 これでは薬代がやっと。 裁くことのできない闇が中国にはまだまだ多くあるようです。

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