2007.01.12 (Fri)
病死したブタの死骸を市場にもちこむトラック―中国河北省

―中国経済網―
せっかくの干支の年というのに、ブタに関する暗い話題が伝わってきました。
昨年12月初め、中国河北省黄驊市の畜牧局は告発を受け、交通警察とともに公路動物防疫監督検査所を設け、同市にまたがる国道205号線に検問をしいたところ、ぼろを満載した荷台に大量のブタの死骸を隠して積載していたトラックを発見しました。
運転手らを取り調べたところ、これらブタの死骸は天津から山東省に運ぶ途中だったということで、ブタは病死したもの。 事態をおもく見た畜牧局主管は、ひき続き検問を実施。 同国道の迂回路となる海防路にも検問をしいた結果、先月28日から年が明けて今月4日までの間、都合29トンものブタの死骸を押収したといいます。
これら病死したブタはもちろん不法に取り引きされたもので、死んだ原因は確定されていませんが、一作年話題になった豚連鎖球菌の可能性もなくはなく、どちらにしても高熱を発するウィルス性の感染症で死んだ可能性が高いといわれます。 中国では現在、「動物防疫法」 の規定により、病死したブタは処理場に運び、死骸を地中深くに埋めることになっていますが、天津から買われたこのブタは山東省慶雲の集散地に運びこまれ、ここで食肉およびソーセージに加工されて出荷される予定になっていたともいいます。
この事件の背景となったのは昨年末、天津薊県の農家でブタが感染症により大量死したことにあるといわれ、それにつけ込んだ業者が処理に困った農家から死骸を安く買い、市場にまわそうとしていたとのこと。 実際にラード等ではなく食肉としてすでに流通していたともいわれ、河北省では全市にわたって通達、また主要幹線道路には動物防疫監督検査所を常設するなど対応をすすめているようです。
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