2007.01.10 (Wed)

盲腸の手術跡に針を埋め込み、病院を強請った医師

click!―中新網―
医師二人が共謀、手術を終えたばかりの腹をふたたび開腹、針を埋め、医療事故として病院を強請り、逮捕されました。

事件が起こったのは、四川省双流県にある、とある民営の病院。 病院外来の担当課員から警察に通報がありました。 内容はこういったものです。
「昨日から二人の人間が、うちで施術した際に腹に針を置き忘れたといって、6万元をよこせと病院に居座っているんです」
警察では、とりあえず病院近くの派出所員をパトカーで現場に向かわせると、通報のあった病院の外来には不穏な雰囲気のなかで、やり取りが続けられていたそうです。

居座っていた医師ら二人は凸凹コンビのような様相で、背の高い方が阿剛(34歳)、四川省安県の出身で成都武侯区の病院に勤める医師。 低い方が阿華(25歳)、資陽市の出身で阿剛とは同じ病院に勤める医師。 二人は警官が到着するとレントゲンの影像を警官に示し、この病院では、ひとつ手術をするのにこんなにデカい針を忘れて腹を閉じるのかと怒鳴ったそうです。 警官は外来の謝医師にも話を訊き、まずは二人に任意同行を求め、署にまで連行しました。

ところが取り調べをはじめて一時間後には、早くも阿華が根負け。 経過を供述し始めました。
阿華は2005年の12月に成都武侯区の病院に勤めはじめたそうです。 この病院でなにかとウマが合ったのが阿剛。 阿華は患っている盲腸について切るか散らすかと相談したこともあったようです。 ところが阿剛がとつぜんこんな提案を持ちかけました。 どうだ、ひとつその盲腸をダシに金儲けしてみないか? 金儲け? いったいどうやって? 阿華が訊ねると、阿剛がこう説明しました。
まずは評判のいい病院を探すんだ。 で、阿華が手術を受けた後におれが針を埋め込む。 案配がわるいとか何とかいって阿華がウチでレントゲンを撮って、針が映る。 それをもとに相手の病院を強請るんだ。
阿華はこの話に乗り、阿剛とともに病院を探しはじめたそうです。

2006年9月25日、阿華は双流県の病院に盲腸の手術を受けにいきました。 虫様突起の切除。 その14日後には阿剛が二人の勤務する病院で抜糸、開腹。 手術針を腹腔内に埋めて縫合し直しました。 今年1月3日、阿華はレントゲンを撮ります。 ハッキリと映っている白い影に二人はニヤリと笑ったことでしょう。 この影像をもとに、すぐさま二人はスズキ・アルト(中国では「奧拓車」)に乗って手術を受けた病院に乗り込みました。

二人がレントゲン写真を手に、外来の謝医師を脅迫しました。 賠償額として提示した額は6万元。 謝医師は影像を調べたうえで、針の型番を特定。 執刀した医師に連絡を入れます。 医師の答はそんな型番の針は使っていない、因縁をつけられているんじゃないかとのことでしたが、実際に証拠があるのは阿華の腹。 阿華の言い分では生まれてこの方腹を切ったのはこれが初めてというのですから、否定もできません。
交渉がはじまりました。 3万元プラス再手術、針の除去というというのが謝医師の出した答。 二人は納得しません。 その晩はそのまま泊まり、翌朝再交渉となりました。 診察代プラス手術費で6,000元掛かっている、まずこれを返してもらいたい。 謝医師はこれに同意し、まず6,000元を渡します。 次いで書面にて、2007年1月より2008年の12月まで毎月2,000元ずつ慰謝料として支払うことを謝医師が約束します。
都合54,000元。 ここで二人が引き上げれば事件も明るみに出なかったかもしれません。 しかし二人は欲深でした。 48,000元の即時支払いを求めたのです。 やり切れないとみた謝医師は警察に通報、二人は御用となった次第です。

addclips  | sick and surgery | TB(1) | EDIT  

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://chiquita.blog17.fc2.com/tb.php/2230-bc1444c5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

万引のお仕置きと称して、少女の頭髪を刈り、乳首をライターで焼いた店員達 他

万引のお仕置きと称して、少女の頭髪を刈り、乳首をライターで焼いた店員達【詳細記事(画像在り)】【関連記事(画像在り)】中国で双頭の赤ちゃんが産まれる【詳細記事(画像在り)】【関連記事(画像在り)】
2007/01/11(木) 20:59:40 | 風風書堂‐ニュースログ‐

▲PageTop

 | HOME |