2007.01.05 (Fri)
誤って犬用の狂犬病ワクチンを接種された飼い主
―城市晩報―中国は吉林省白城市の男性が、保健所の係員に誤って狂犬病のワクチンを腕に打たれ、高熱が引かず入院生活を余儀なくされています。
この男性は、白城市の洮北区で牧畜を営む劉国強さん。 事故が起こったのは昨年12月4日のことです。
冬の済んだ空のもと、牧場で立ち働いていた劉国強さんのもとに防疫員が訪れ、飼い犬に狂犬病のワクチン接種を施す旨、告げたそうです。 飼い犬は全部で4頭。 同意した劉さんは、犬の背にまわって脇を両脚ではさみ、両手を前に伸ばしてマズルを押さえ、犬を保定しました。 3頭までは順調にいき、4頭目の保定にかかった劉さんですが、とつぜん左腕にチクッとした痛みを感じたそうです。
「おい、いま何をやった!」。 劉さんが防疫員の手許を見ると注射器はすでに空。 ところが防疫員は、大丈夫だからと言い募り、結局この日はそのまま引き上げていったそうです。
目眩と発熱の症状があらわれたのはその晩のこと。 事情を聞いた劉さんの妻は車で夫を病院に連れていきました。 防疫員が残していったワクチンのビンには確かに 「獣用」 と書いてあります。 狂犬病のワクチンには犬用、人間用とありますが、はたして犬用のワクチンを人間に接種した場合、どのような症状があらわれるのか、また後遺症が残るものなのか、入院先の病院でもわからないといいます。
「いま考えると、防疫員たちは注射針も替えずに打っていたんだよね。 気づくべきだったよ」 と語る劉国強さん。 打たれた場所は左腕の関節部で依然として目眩は収まらず、転院を考えているそうなのですが、これまでの入院費と診療代で手いっぱい。
一方、地区家禽類防疫センターでは上申書を提出。 劉国強さんが自ら求めて犬を保定した上に、しっかりと押さえていなかったため、防疫員の手が接触、事故が起こったもので、病院では病症を確定できず、劉さんはいたずらに入院期間を長びかせているとまるで犯罪者のような扱い。 劉さんの冬は長びきそうです。
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