2006.12.11 (Mon)

命からがら売春組織から逃げ出した19歳の女性(2)

click!「あの人たちは、お客さんが私たちを買ったお金でやっているんじゃないんです。 お客さんからお金を盗むのが目的で、その方が実入りが大きいんです」。 紅さんは記者にこう告げました。

紅さんの話によると、街娼たちは客をとると決められたレンタルームに入室。 客は街娼にいわれた戸棚のかごに服を脱ぐのがルールなのだそうです。
レンタルームは全室、組織が裏で手を引いていて、客が街娼と入室すると戸棚の奥のカーテン裏から客の服を引き寄せ、現金を盗むのが手口なのだとか。
前金制のためほとんどの客は気づかず、また気づいても文句を言ってくる人は滅多にいないそうです。 それでも気づいた客が娼婦に文句をつけると近場の喫茶店で待機している男に連絡がはいり、釘を打った棍棒、鉈などを手に部屋にはいってくる仕掛けになっているのだそうです。 紅さんの言うことには、彼女が働いていた晩も頭を血だらけにして去っていった客が何人かいたといい、いまだにその光景は目に焼きついていると話します。

紅さんはこの後、客をとってもノルマがこなせず殴られ、あてがわれた自室にもどっても寝つけなく、賀の相棒の女性、雪には、そんなに帰りたいんだったら1万元稼いだら帰してやるよと言われたそうです。 ところが数日後、賀が部屋にやって来ると、お前は環境を変えたほうがいい、ヘアーサロンで働きなと言ってきました。 厭も応もありません。 紅さんら街娼は、仕事が終わると服を検められ、電話代さえも与えられていないのです。

8日、賀は阿三という男を紅さんに紹介しました。 阿三は紅さんを連れ出すと部屋をとり、ここでも紅さんは暴行を受けます。 阿三は言ったそうです。 海口はすべて組織の人間がまわってる。 逃げだそうったってそうはいかねえよ。 支度が出来たらここの店に来な。
紅さんは泣き崩れましたが、阿三が部屋を出ていった跡に5元落ちてるのを見つけました。 急いで部屋を出た彼女はこの5元で母親に電話。 母親の提案で海南の新聞社に逃げ込むのがいいということになり、新聞社の当直室に駆け込んだというのがことの次第でした。

新聞社では紅さんを保護。 話を聞いたあとに警察に連絡し、警察でもさっそく捜査に乗りだしましたが、すでに情報はまわった後だったのでしょう、紅さんが働いたとされるレンタルームはすべて錠が掛かり、賀は行方知れず。
かろうじて賀らの溜まり場だった喫茶店から凶器の棍棒や大鉈などを押収。 現在は喫茶店の経営者に事情を訊いている最中だといいます。

テーマ : 海外こぼれ話 - ジャンル : ニュース

Tags : 中国、台湾の風俗、売春 | 海南省 |

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