2006.12.11 (Mon)

命からがら売春組織から逃げ出した19歳の女性(1)

click!―南海報―
先日、シンセンで 「掃黄(ポルノ一掃)」キャンペーンが大々的に行われ、日本でもあちこちで取り上げられましたが、中国の売春組織の内幕が、こちらで報じられていましたのでお伝えしますね。 なお中国では売春組織のボスのことを 「鶏頭」 といい、娼婦は 「妓女」 もしくは 「鶏」、男娼は 「鴨」 と呼ぶようです。



9日零時頃、顔面を蒼白にした1人の女性が海南日報系列の新聞社当直室に駆け込んできました。 見ればこの夜半に薄物一枚を羽織っただけ。 表情は怯えきった様子で頬には涙の跡が残っています。 彼女は息を切らせたままこう告げました。
「誘拐されて売り飛ばされたんです。 売春させられました。 しょっちゅう殴られて…、それで逃げてきました。 助けてください」。 応接室でやや落ち着きをとり戻した少女は名前を 「紅(仮名)」 と名乗り、今までの経緯を述べはじめました。

紅さんは黒龍江省佳木斯市の出身の19歳。 両親が不仲で中学を中退させられたそうです。 それから暫く家で家事手伝いなどをして暮らしていましたが、先月、久しく会っていない同級生から連絡が入りました。 海南島にお金になる仕事があるよというのです。 海南島は俗に中国のハワイと呼ばれる亜熱帯気候の経済特区。 紅さんは心が動きました。 しかし手許には旅費さえもありません。 紅さんがそれを告げると、同級生はすべて仕事先から出るから心配いらないよと答えました。

列車に乗り、遠く海南島の海口市までたどり着いた紅さんは、二人の男女にひき会わされます。 男の方は名を賀と名乗り、見たところ30代半ば。 女の方は雪と名乗りました。
二人は紅さんと一緒に市内に宿をとり、仕事の内容を訊ねる紅さんの質問には答えず、ただ金になるからとだけ答え、まずは仕事始めの祝宴とばかりに紅さんを持ちあげたそうです。 しかし夜が更け、紅さんが床に就くと男は本性をあらわしました。 色黒の大きな体が紅さんにのし掛かり、彼女はここで男に暴行を受けます。 哀願する紅さんは自分が1万元で売られたことを知り、愕然としました。 男は済ませると、紅さんに明日から街に立つよう命じました。

ひと晩の号泣のあと、声も掠れて出なくなった紅さんは、命じられたままに街に立ち、客をとりましたが、運命を呪い頑なになるたび、男はクラブに誘ったり、ときには高級店で夕食を奢ったりと脅したり宥めたりの毎日だったそうです。 ところが今月にはいって男の態度ががらりと変わりました。 1日5、6人の客をノルマと科し、ノルマがこなせなければ殴ってくるようになったのです。

Tags : 中国、台湾の風俗、売春 | 海南省 |

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