2006.11.18 (Sat)
中国でも稀にみる凶悪犯、連続殺人死姦魔が逮捕
―京華時報―16日、中国浙江省公安庁は同省のA級指名手配犯、董文語を四川省宜賓にて逮捕しました。 董文語は浙江、福建、江西省などで男女あわせて6名を殺害、強姦致傷2名。 殺害した女性の遺体はことごとく屍姦し、人々には 「連環殺人姦屍悪魔」 として怖れられていたそうです。
連続殺人は今年3月11日午前1時にはじまりました。
浙江省金華経済開発区のアパートの2階に住む男女2人が何者かによって殺害され、室内は物色された形跡がありました。
警察の調べで、この犯人はいったん隣室に侵入、その後ベランダを伝って被害者宅に入り、室内を物色中に目を醒ました男女2名を刃物で殺害、女性の遺体を屍姦し逃走したということがわかりました。
次の事件は3月29日。 福建省福鼎市に住む16歳の女性が同じく自宅にて殺害、室内は荒らされた跡があり、また遺体は屍姦されていました。 警察では2つの事件を同一犯によるものとし、大がかりな捜査を開始しました。 しかしそれをあざ笑うかのように、4月9日、再び凶悪な犯行が金華経済開発区でおこなわれたのです。
この日、秋濱街道沿いにアパートを借りて同居していた女性2人が殺害されました。 2人は姉妹で、刃物で首をかき切られ、噴出した血が溜まりをつくるなかを並べて横たえられ、どちらも屍姦を受けていたのです。 その後5月26日には江西省上饒市で女性が殺害。 やはり発見された遺体には屍姦された形跡がありました。
3省にわたって発生した無惨な事件は人々に多大な衝撃を与え、犯人は 「連環殺人姦屍悪魔」 と呼ばれました。
浙江省公安庁では、3月11日の事件発生から稀にみる凶悪犯罪として省庁ともどもこれを重視、特捜本部を設けました。 その結果、容疑者が浮かび上がり、湖南省で養蚕業に従事している董文語が7月6日、全国に指名手配されました。 なお公安庁ではこのとき、董文語に10万元の懸賞金をつけています。
16日、四川省宜賓にて管轄署員らが窃盗事件を捜査中、ふと1人の男が警官の姿を見て逃げ、民家の塀によじ登ったものの足を踏み外し、足を折るという騒ぎがありました。
署員は男を捕らえて病院に搬送、ここで男の所持品を調べたところ、現金229人民元、20香港元に軍用小刀、匕首、携帯にノート一冊をもっており、ノートを覗くと3月からの連続殺人死姦についての詳細から新聞報道がすべて添えられていたため、驚いた署員らは特捜本部に通報、身柄確保となった次第です。
聴取に対して董文語は、移動には列車の屋根によじ登り、普段は屋外で寝泊まりの逃亡生活を送っていたことを述べ、建築現場の小屋や空き家を見つけては居住することも多かったと述べているそうです。
全国指名手配後は、湖南、貴州、広西、雲南などを転々とし、この11月には雲南から四川に移り、集団で窃盗事件を捜査していた署員を自分を追ってきたものと思い、慌てて逃げた末に転んだのだとか。
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