2006.11.11 (Sat)
プロジェリア症候群の女児、洋洋ちゃんのその後

―長春晩報―
以前にお伝えしたプロジェリア症候群の女児、中国の洋洋ちゃん(12歳)ですが、その後のニュースがはいりました。
こちらは10日、吉林大学病院の小児科病棟で点滴を受けている洋洋ちゃんです。 髪はまばらで皮膚は乾燥し、目はやや濁り歯は抜け落ちて老衰は着実にこの幼子の命を削っているようにも見受けられます。
骨と皮ばかりのやせ細った体を震わせて泣くのは、疼痛のためでしょうか。 母の朱さんは身長1メートル足らずの愛娘を抱え、頭を撫でながら 「怖くないよ、大丈夫だよ、お母さんはここにいるからね」 と励まします。 36歳の母親と12歳の娘という実年齢に対して娘のあまりの老いた姿は、生命というものの無情さえ感じさせます。
900万人に1人という確率。 前回のシンセン児童醫院を経て、こちら吉林大学病院を訪れた洋洋ちゃん。 診断の結果、老年性の白内障、網膜の萎縮、コレステロール値の上昇などもみられました。 現在身長は1メートルに体重は8.9キロ。 これは1歳の子供の体重、2歳から3歳の子供の身長と同じ。 またこれから先、心臓血管の疾病、脳卒中などが心配されるといいます。
母の朱さんは、洋洋ちゃんが7歳のときに娘の診療費の高さから離婚しました。 以来女手ひとつで毎月400元のアルバイト代をもとに辛うじて娘との生活を支えています。 こんな状況から、吉林大学病院では洋洋ちゃんの医療費を免除することに決めたそうです。
記者が朱さんに、洋洋ちゃんを遺棄しようと思ったことがあるか訊いたところ(注 : すごい質問をするものですね)、朱さんはきっぱりとこう言い放ったそうです。
「私はこの子の一生を最後まで責任をもってキチンと面倒みるつもりよ。 母として、娘とともに歩み続けることが私の使命なの」
朱さんは毎日祈りを欠かしたことがありません。 たった一日でいい、娘の病状が突然よくなって、普通の子供のように学校に行って、遊んで、同い年の子供たちの幸せを、等しく味合わせてやりたいと願っているそうです。
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