2006.10.27 (Fri)
アメリカで初の女子割礼訴訟
―ContraCostaTimes.com―家族が辱めを受けるという理由で2歳の娘に割礼を施した、アフリカからの移民男性の初公判が、米ジョージア州の法廷でひらかれました。
Equality Now(ニューヨークをベースとする世界女性人権擁護団体)のタイナ・ベイネミ事務長によると、アメリカでは初めてとなる女子割礼の裁判――フランスでは、娘に割礼を行った同じくアフリカ系移民の母親に禁錮2年の刑が言いわたされたことがあるそう――に司法がどのような判断を下すのか、注目されています。
アメリカの法律にそのまま照らしあわせれば、最大で40年の刑となりますが、検察側は冒頭陳述で、被告のハリド・アデムがエチオピアの生まれであること、また、文化として女子割礼の風習がまだ残っていることをまず認めました。
「とはいえ、たとえ割礼と言い換えたところで、実質的に娘が傷害を負ったことはまちがいない。 医者でもやらない施術を、実の娘におこなったということは如何なるものであろう」
父親のアデム被告は、2001年にダルースのアパートで娘に割礼を施しました。 方法は記事には書かれてませんが、母親がこのことを知ったのは一年後というのですから、スンナ割礼(包皮ごとクリトリスのみの切除)だったのかもしれません。 アメリカでは国内で女子割礼を行うことは1997年以降禁止されています。 父親の言い分としては、同じアフリカ移民家族に対しての恥からではなく、将来娘が快楽をおぼえてふしだらになり、家族が辱めを受けるのを防ぐためと述べています。
これに対して弁護側は、一年も経ってから母親が気づいたということがまず不自然。 離婚目的との絡みもあることから、母親が娘の養育権を得たいがための訴えだと、泥仕合になりそうな雰囲気も。
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