2006.10.25 (Wed)

トルクメニスタンでブック型のビルが竣工

click!―The MoscowTimes.com―
トルクメニスタンで、本をひらいた形にデザインされた建物が竣工しました。 終身大統領、サパルムラト・ニヤゾフの肝入りで建設された同建物は、検閲が厳しいことでも知られるトルクメニスタンの報道関係者たちによって使用されるということです。

また先週には、ディズニーランドのトルクメニスタンバージョンともいうべきテーマパークが、首都アシガバートに完成したそうです。
これらはともに同国の独立15周年を祝った国家的事業で、ブック型のビルは、「自由なる創造の家(House of Free Creativity)」 と呼ばれ、建設には1,700万ドル(約20億円)の費用がかけられました。

中央アジアの北朝鮮といわれる同国は、ニヤゾフ大統領のほぼ独裁的な状況が続いており、新聞記事はすべて大統領の検閲を受け、同国にひとつだけあるプロバイダは、大統領を批判するコンテンツを載せたサイトを許可しません。
報道の自由はないに等しく、先月獄死したジャーナリストであり、人権運動家でもあったOgulsapar Muradovaさんの遺体には、ニュースとしては出所不明ですが、絞殺された跡もあったと家族が証言しているそうです。

テーマパークの方は、トルクメニスタンの民話と郷土芸術をフィーチャーしたもので、こちらの建設費用は5000万ドル。 33ヘクタールの土地に54のアトラクションがあるそうです。
訪れた客はトルクメニスタンの民族衣装をまとったコンパニオンに迎えられ、ここではミッキーならぬKhudoiberdyというヒーローが悪霊を撃退するというもの。
太陽を追って台座が回転するという、黄金の大統領像があるぐらいの国ですから他国との交流は乏しく、北朝鮮と同じように孤立しているトルクメニスタン。 観光は可能ですが、同国産のおみやげを持ち帰るにも許可がいるなどまだまだ謎の多い国のようです。

テーマ : 海外こぼれ話 - ジャンル : ニュース

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