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2006.09.22 (Fri)

川を漂流する死体をすくって年に10万元

click!―China.com―
死体が流れる川といえばインドのガンジス川が有名ですが、こちらは中国。 それも処理に手がまわらないお役所を尻目に、流れ着いた死体から身元を捜し、遺族に連絡して法外な値段をとるという 「撈屍人(死体をすくい取る人の意)」 についてのレポートです。

甘粛省皋蘭県、黄河に沿って流れる支流の什川、その水力発電所近くの狭間にまた一体の死体が流れ着きました。 「撈屍人」 の魏さん(50歳)は、この死体を長い竿で突き寄せ、縄でくくります。 その数は16体にもなりました。

付近の村の人々は、魏さんのことを死体で財をなす人と貶み、魏さんの仕事場である川縁には滅多に近づこうとはしません。 また長いあいだ大量の死体を水に漬けておくので、川に渡された仮橋には始終蠅がたかり、厭な臭いが周囲にたちこめています。
現地の公安、役所はみな魏さんのことは見て見ぬふり。 こうしているうちにも上流から流れ着く死体の処理にはとても手がまわらないといった様子です。 県長は死体処理についていずれ何らかの手を施すことを述べてはいますが、実際のところ何も手についてないのが現状なのです。

「川で死体をすくって年に10万元も荒稼ぎしている人たちがいる」
王という人から寄せられた情報によると、今年8月にこうした連絡があったのだそう。 我々は什川の発電所近くに在する者だが、一体の死体が流れ着いた。 ポケットから名刺と身分証明書が見つかったのでお宅の従業員かと思い、連絡した。 ついては身元確認のためにこちらまで来てほしい。
連絡を受けた王さんが急遽現地に行ってみると、浮き橋のところにうつ伏せに繋がれた死体が一体。 後ろ姿からでは判別がつかないというと、「撈屍人」 は200元を要求し、竿で仰向けにひっくり返したそうです。 間違いなく行方不明になっていた従業員だったので、死体を遺族の元にとどけてくれるように言うと、今度は4000元を要求してきたといいいます。
そこで情報を寄せられた新聞社では、取材のために現地に記者を派遣しました。

記者が訪れた発電所近くの断崖の狭間には、おどろいたことに小さな事務所らしき小屋があり、 「尋親」 の文字に電話番号が大書された看板が掛かっていました。 記者たちが魏さんに取材を申し込むと、あっさりOKの返事。 魏さんの舟に同乗して蠅のたかる死体を戦きながら見つめる記者にこう笑いかけました。
「ははは、臭かろうが。 こればっかりは、いつまでたっても馴れんもんだ。 でも、昨年末、1万元でこの舟を買ってからは随分効率があがったもんよ。 それまでは古タイヤを筏に組んで、その上で危なっかしく竿を操っていたもんでなあ」。

夜の間に流れ着く死体が多いために、魏さんたちは毎朝5時から働くそうです。 仕事というのは、死体がこの什川に漂流する大量のごみのなかに混じって流れてくることが多いため、そのゴミのなかから死体を見つけ出すのがまずひとつ。 あとは死体から身元を探って遺族を捜し出して連絡するという仕事がつづきます。
「1年でだいたい200体くらいかなあ。 連絡先がわかって死体を取りにくるのは3%にも充たないよ。 身元がわからなかったり連絡してもつながらなかったとかね、そういう時には仕方がないから縄でくくっておくんだ。 20日ぐらいそうやって浮かべておいたらあとは沈めるよ」。

かつては近くの水力発電所で働いていた魏さんは、やはり上流から流れ着く死体を処理している間に、独立して仕事にすることを思いついたのだそう。
昨今中国の川の汚染はひどく、汚染された水によってかつての日本のように奇病が発生していることも近年次第にクローズアップされてきました。 たくさんの死体が流れ着くということの他に、田舎の枯れ地の川にまで大量のゴミが層をなして漂流するという現実におどろきますよね。 いま、中国は経済の豊かさを取るのか、調和をとるのかの正念場なのかもしれません。

テーマ : 海外こぼれ話 - ジャンル : ニュース

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