2006.08.12 (Sat)
NYで世界一大きな花が開花
―wcbstv.com―NYのブルックリン植物園(Brooklyn Botanic Garden)で、世界一大きな花が開花しました。
この花は当植物園では67年目にして最初の開花を迎えたそうで、サトイモ科・コンニャク属に属し、学名はアモルフォファラス・ティタム(Amorphophallus titanum)、和名はスマトラオオコンニャク。 英名では、「死体花(corpse flower)」と呼ばれているそうです。
英名の由来は、開花して8時間後にピークを迎えるその異臭。 肉や卵の腐ったような匂いがするそうで、人間にとっては猛烈な悪臭に感じられるらしいのですが、野生のスマトラオオコンニャクにとっては甲虫類を引き寄せて受粉の手助けをしてもらうのに必要な匂いなのだそう。
ただし植物園という場所柄、受粉は人間の手を借りておこなわれ、花の世話をしているアレッサンドロ・チアリさんは画家がもちいるラクダの毛をつかった筆で、バージニア工科大学から届いた花粉をめしべに塗り込んだそうです。
今回ブルックリン植物園でひらいたスマトラオオコンニャクは、開花が木曜日の午後2時。 異臭は宵のうちから漂いはじめ、金曜日の午前中にかけてピークだったようです。 しかし匂いが薄れるのも早く、午後には微かに感じるくらい。 花自体の命も短く、日曜日には枯れはじめることが予想されています。 花の高さは1.7mほど。
開花すればどこでも世界的なニュースになり、多くの見物客を集めるこのスマトラオオコンニャク。 NYでは1939年にブロンクスにあるニューヨーク植物園で開花したことがあったそうで、ブロンクスのフォーマルフラワーもこのスマトラオオコンニャクを使っていたことがあるそうです。 現在ではより一般的にとユリに代わったそうですが。
日本では2003年9月に小石川植物園で開花。 3.23mの高さがあったそうです。
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