2006.07.11 (Tue)
チップの代わりに腎臓をもらった運転手
―MSNBC.com―シカゴのリムジンドライバーが、顧客からおもいがけないチップを貰い受けました。 そのチップとは――腎臓。
シカゴでリムジンドライバーを担っているアブドゥル・ファラジさん。 彼は糖尿病を患い、週に三度、人工透析に通う身だったそうです。 いっぽうシカゴで商用のたびに、このレバノン人ドライバー、ファラジさんに案内を頼んでいたのはミネソタ州に住む実業家、デイヴ・ベーカーさん。 二人が車内で雑談しているうちに、ベーカーさんはファラジさんの病状について知ったそうです。 透析治療で奪われる生活時間や制限事項、それに精神的な苦痛も話題になったのかもしれませんね。
ファラジさんは言います。 「そんな話をしている最中、ふとベーカーさんがこう訊いたんです。 『ところで君の血液型は何だい?』。 私は0型だと答えました。 するとベーカーさんは、『ちょうどいい、僕も0型だよ。 君に僕の腎臓をあげるよ」。
思わぬ展開にファラジさんは目を白黒。 こうして二人はシカゴの病院で移植手術を受けたそうです。
ファラジさんの歓びはもちろん、ベーカーさんがなぜ腎臓を提供したかについては、「人生というものは、ふと立ち止まって周りを見わたし、他人との関わり合いのなかで自分がどれだけ役立つことができるかといったことを思う時期があるものさ。 たまたまそんな時期だったんだよ」 とやや哲学的なお答え。 見倣ってもらいたい方が、六ヒル族にはたくさんいそう。
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