2006.07.04 (Tue)
日本人ヴァイオリニストの奏法に科学のメス
―PHYSORG.com―ニューヨークを本拠にジュリアード音楽院で教鞭をとり、ヴァイオリニストとしてクラシックから現代音楽まで幅広い演奏活動をされている木村まりさん。 彼女を語るときに忘れてはならないのが、「サブハーモニクス(subharmonics)」 と呼ばれるテクニックで、彼女自身の曲やステージ上のアドリブにおいて自在に用いられる奏法なのだそうです。
このサブハーモニクスというのは、ヴァイオリンのG線よりもオクターブ下の音を弓から弦にかける圧力をコントロールすることによって出すもの (といって、ヴァイオリンに触れたこともない私にはチョット説明不可。 詳しくはこちら、木村まりさんご自身の解説をごらんください)。
ただ、奏法そのものは木村さんが10年以上の試行錯誤の結果身につけたものとはいえ、科学的にはまだメカニズムが解明されていないようなんですね。 過去日米の科学者がこの謎に挑戦したそうなのですが果たせず、今回はノルウェーのトルムソ大学の研究チームが謎に挑むことになったそうです。 抱負のほどはというと、
「もちろん自信はありますよ。 我々はこれまでにも見たことのないような民族楽器の音響システムの研究に携わってきましたし、彼女の演奏をあらゆる角度から計測し、数値化することによってひとつの理論を導き出すことは可能だと考えます。 それになんといっても我々全員、音楽は大好きですしね」 と同チームの要、物理学教授のアルフレッド・ハンセン氏。
はたして、ミステリーは解き明かされるでしょうか。 期待大ですね。
木村まりオフィシャルサイト(サブハーモニクスの音源も)
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